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ダイヤ改正を五感で感じろ!日本列島縦断19日間(3月14日)

旅行19日目(3月14日)

2月22日から始まったこの旅行もいよいよ最終日。
そしてこの日はかねてより名古屋の金城ふ頭に建設されていた、大宮の鉄道博物館のJR東海版である「リニア・鉄道館」の開館日。というわけで、旅行のラストにふさわしく開館したての「リニア・鉄道館」を見学をし、旅行の最後を締めくくりたいと思います。


第154ランナー
339H 名古屋臨海高速鉄道あおなみ線(1000形) 名古屋(9:30)→金城ふ頭(9:54)


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この日の最初のランナーは、2004(平成16)年の「愛・地球博」とほぼ同時に開業した名古屋臨海高速鉄道あおなみ線の1000形。実はこれまで何度か名古屋には来ているのですが、あおなみ線も乗車するのは今回が初めてだったり(金城ふ頭に用事なんて無いですからねー)。車両の印象としては京成新3000形に近い印象を抱いてしまったのですが、やっぱり同じ日車ブロック構体だからですかね。

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そしてお待ちかねの「リニア・鉄道館」に到着。大宮の鉄道博物館開館時はとんでもない人出で入場が出来ないなんて騒動もありましたが、場所が場所であるのに加え平日&地震の影響か、わりとすんなりと入ることが出来ました。

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入館するとまず通される部屋が「シンボル展示室」なる、3両の高速車両が展示されたお部屋。左からC62 17号機、955形新幹線試験電車(300X)、そしてリニアの試験車両であるMLX01。

ちなみにこのシンボル展示室の車両、1階からだとカツカツになってしまいなかなか撮影が難しかったり。全部の車両がライトアップされるのも10分に1回程度ですからちょっとコツがいります。

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まずはC62 17号機。名古屋の東山公園に保存されていた、国内の蒸気機関車狭軌最高速度記録である129km/hを保持している機関車。東山公園に展示されていた当時に自分は1回だけ見ていますが、いやはや随分と美しくなりましたね。

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お次は955形新幹線試験電車、通称「300X」。リニアを除く国内最速記録である443.0km/hを保持している車両で、こちらも浜松工場の公開で度々見かけていますが、「リニア・鉄道館」での展示と同時に綺麗になったようで、まるで新車同然の輝きを放っています。

ちなみに展示されているのは955-6で、反対側の先頭車である955-1は米原の鉄道総研に保存されております。両方の先頭車を日帰りで眺めてくるというのもアリっちゃアリですね。

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そしてJR東海が誇る超伝導リニアの試験車両であるMLX01。世界最速記録である581km/hを保持しており、晩年は「愛・地球博」での展示の後、「愛・地球博」記念公園内にて耐久テストが行われていました。こちらも万博以来ですから6年ぶりといったところですかね。

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ちなみにMLX01の車内は「愛・地球博」展示時と同じ・・・と言いたいところですが、シートモケットの色がやや変化していますね。長期耐久試験を行ったため、そのままの利用とはいかなかったんでしょうね。

さて、3両の最高速車両のシンボル展示を見たところで奥にある車両展示室へ。

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上から眺めるとこんな感じ。大宮の鉄道博物館は暗い雰囲気でシックな印象を与えていましたが、「リニア・鉄道館」は積極的に太陽光を取り入れて、展示室全体が非常に明るい雰囲気に仕上がっています。個人的には「リニア・鉄道館」ではこの点が一番評価できますね。

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この車両展示室の中でもひときわ目立つのはやはり0系。浜松工場に保管されていたもの計4両を持ってきたということで、国内で一番多く0系を展示している場所と言えそうですね。

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博多でも撮影した100系。但しこちらは浜松工場に保管されていた2階建て車両も連結されて展示という辺り、東海道全盛期時代を想起させてくれますね。

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そして今まさにN700系による置き換えが絶賛進行中の300系。写真は浜松工場での公開でもお馴染みだった試作車編成で、前面の車体の膨らみが特徴的。一時期には300Xのバスタブっぽいパンタカバーを取り付けたりしたことでも有名でしたねー。

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上の試作車に対し、こちらは量産車。試作車にあった膨らみは消え、グッとスマートかつ量産車らしいスッキリした出で立ちになっているのが特徴。

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ちなみに300系は0系や100系と異なり連結せず並べて展示し、試作車と量産車の比較をしやすくしてくれています。この辺りの細かい演出もさすがといったところ。

さて、怒涛の新幹線ゾーンを抜けたところで在来線ゾーンへ。

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まずは特急「しなの」でも活躍した381系。381系自体は大阪や岡山でも見かけますが(実際に、今回の旅行でも見ていますね)、貫通路付きの0番台となると全車引退済みとあって、ここで見られるのが唯一のもの。ヘッドマークも「しなの」を掲出と、現役さながらの様子です。

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流線形ブームで登場した52系も佐久間レールパークからのお引越しを果たして、無事に展示。佐久間レールパーク展示時も屋外展示ながら、良好な状態でしたが、ここに来る際に再整備を受けたようでまるで新車同然のピカピカな状態。

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モハ1形直流電車。もうここからはサッパリですが、飯田線の車両の先祖とも言える車両だったようで、大井川鐵道に移籍後、再度飯田線に里帰りし、伊那松島で保管されていたとか。飯田線の車両保管場所=佐久間レールパークな自分としては、まさか伊那松島にこんな車両が眠っていたとは思いもしませんでしたね。

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ED11 2号機。東海道本線の電化の際に登場した輸入電機で、こちらも佐久間レールパークでお目にかかっておりますが、車両が雑然と並ぶだけだった佐久間に比べ、こちらは広々としていますから、写真も撮りやすいですね。

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上のED11と同じく、輸入電機のED18 2。こちらは浜松工場の公開で幾度となく見ていますが、他の車両同様非常に綺麗に整備されておりますね。

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そして「リニア・鉄道館」展示物の中では唯一、準鉄道記念物指定がされているC57 139。C57といえばSL[やまぐち号」や「ばんえつ物語」でもお馴染みの形式ですが、こちらはお召し牽引機であったが故に準鉄道記念物指定を受けており、「リニア・鉄道館」でもお召し仕様で展示されています。

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こちらも浜松工場公開でお馴染みのイゴナナこと、EF58 157。個人的には青とクリームのツートンで保存を少し期待していたんですけどねー。

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佐久間レールパークで保管されていたクハ111のトップナンバー。そもそも湘南色どころか113系が首都圏から消えようとしている今、ここでのクハ111の保存に関しては非常に嬉しい出来事。デカ目の先頭車もなかなか見られなくなっていますから、ホントありがたい限りです。

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飯田線のゲタ電号としてお馴染みだったクモハ12.これも何処へ行ったのやら・・・と思っていたら、しっかり伊那松島に保管されていたんですね。

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特急「はまかぜ」からの引退による現役車消滅の出来事が記憶に新しいキハ181系。この他にも津山の扇形機関庫に保存されていますが、やはりキハ181系発祥の地とも言うべき名古屋での保存は嬉しいですね。「しなの」ヘッドマークも美しい・・・。

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そして高速鉄道の展示を主にした「リニア・鉄道館」ではなんとドクターイエローこと、922形電気・軌道総合試験車も展示。300系の試作車展示といい、なかなか芸が細かいですが、何よりも嬉しいのはこのドクターイエローがJR西日本からやって来たということ。痛みが激しくなってスクラップになる前に、安住の地での保存が決まって本当に良かった。

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そして「リニア・鉄道館」で唯一の鉄道記念物がコレ。博物館明治村からやってきた蒸気動車ホジ6014。蒸気動車とは、気動車の蒸気バージョンといえる車両で、エンジンの代わりに蒸気機関を積むという、「天空の城ラピュタ」のあの機関車ばりな車両。

流石に低出力であまり力は無かったらしいですが、何せ現代のディーゼルカーの祖先とも言える車両。ここでの保存は大歓迎でございます。

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さて、広々とした車両展示ゾーンの奥にはなにやら車両がビッチリ・・・。どうやら、まともに展示していたらいくら場所があっても足りないということで、他のマニアックな車両は奥に詰め込んでおくか!的な発想ゆえの措置みたいです。

個人的にはこちらにも非常に珍しい車両があるだけに、こういった展示は非常に残念なのですが、それ以上に残念なのは奥の車両保管スペースと手前の線路は繋がっていないという点。何らかの手段で手前に出して日の目を見る機会がなくなったのはかなり惜しすぎます。

ここまで個人的には高評価だった「リニア・鉄道館」ですが唯一、この点だけが残念に思えてなりません。

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ちなみに奥にはどんなのが展示されているかというと、特急「しなの」でおなじみだった381系のパノラマサロや・・・

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165系の先頭車に・・・

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同じく165系の中間サロ・・・

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桜木町事故の元凶とも言うべき63系電車・・・

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気動車特急の元祖とも言うべきキハ80系・・・

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茨城交通(現:ひたちなか海浜鉄道)から持ってきたキハ10系・・・

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「オイラン車」という名でお馴染みの建築限界測定車であるオヤ31など、正直言ってここでしか見られないものが大量にあります。これらが前面しか拝められないというのは非常に勿体無さ過ぎます。流石に開館当初のこの時点では無理があるでしょうが、将来的に出来るのであればこれらの車両も広い場所に移していただきたいところ。

車両展示ゾーンのちょっと残念な部分を書いたところで、最後に外へ。

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外には軽便鉄道用だったケ90形蒸気機関車と・・・

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117系が3両で編成を組んで展示。場所が場所なだけに海風による腐食が気にはなりますが、軽便鉄道クラスの蒸気機関車や117系の展示はなかなか評価できます。強いて言えば、117系の幕は国鉄仕様に戻して欲しかったといったところですかね。

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ちなみにこの時は新幹線開業当時の駅弁を再現した駅弁が売られていたので、昼食がてら自分も購入。掛け紙の編成表が時代を感じさせます。

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中身はこんな感じで、非常にシンプルな幕の内弁当でした。


第155ランナー
364H 名古屋臨海高速鉄道あおなみ線(1000形) 金城ふ頭(12:29)→名古屋(12:52)


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開館当日の「リニア・鉄道館」を見学したところで、本日の予定は終了。あとは首都圏の自宅へ戻るだけ!・・・ですが、当の東京は計画停電真っ只中。いかにして帰るか、予定変更を余儀なくされそうな不安を抱えつつ、あおなみ線で名古屋へ戻ります。


第156ランナー
516A 東海道新幹線「ひかり516号」(700系) 名古屋(13:23)→東京(15:10)


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当初の予定では15時前に名古屋を出て、鈍行を乗り継いでひたすら帰るという予定でしたが、東海道本線が三島より先が全く動いていない状態ということで、東海道本線を使うのは早々と諦め、唯一動いている東海道新幹線で東京へ戻ります。

思えば、名古屋~東京間の移動で新幹線を使うのは何年ぶりだろ。まさかこんな理由で使うことになるとは、全く思いもしませんでしたが。

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東京駅に着くと噂の通り、計画停電対策でエスカレーターは軒並み停止、構内の照明は極限まで落とされていたりと、まるで別世界に来たかのような様子に。こういう事態が起こっていると頭では分かっていましたが、いざ目にするとやはり衝撃が大きかったですね・・・。


第157ランナー
1410G 山手線 各駅停車(E231系) 東京(15:21)→秋葉原(15:25)


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さて、東京からどうやって帰るか検討したところ、どうやら中央・総武緩行線は普段の20%の運行本数ながら運転されているらしいという情報を新幹線車内で得たところで、帰りのルートはほぼ確保。そういうわけで、東京駅到着後は山手線で秋葉原駅へ移動。

この時ほど「電車が動いているって素晴らしい」と思うことはありませんでしたね。


最終ランナー
1518C 中央・総武緩行線 各駅停車(E231系) 秋葉原(16:01)→本八幡(16:26)


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ラストランナーは真昼間なのに30分ヘッドと、あり得ない状況に変化していた中央・総武緩行線で〆
最後の最後で地震による計画停電の影響で、不本意ながらあっけない終わり方になってしまいましたが、このような大災害が起きた中旅行をしていて、命があるだけでもありがたいと思うべきなのでしょう。


今回の旅行は始まる当初からこれまでの旅行とは全くスケールが違うと予想していましたが、その予想以上にスケールが大きく、また様々な出会いもあり、出来事も起こり、アクシデントにも遭遇しました。どれも殆ど未知の経験でしたが、良くも悪くも非常に良い経験をさせてもらうことが出来ました。

おそらく、このような壮大な旅行はもう二度と出来ないものだと思いますが、それでもこれまで以上に、より旅行が好きになった、そんな旅であり、まだまだ日本には見てない場所が沢山あるなぁ、と再認識することが出来た旅でもありました。

最後に、この旅に一部同行して頂いた裏辺研究所の裏辺金好所長、及び博多でお見送りして下さったkajiboohさん、AC20kV-DC1500Vさん、関西では万全のナビゲートをして下さったKIXさん、いつも美味しい料理を提供してくださる「季節料理 香味」のtsunchoさん、ジャックさん、名古屋でお出迎えして下さった伊蔵さん、長野電鉄屋代線で偶然にも出会ってしまった同級のH氏には厚く御礼申し上げます。


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  1. 2011/07/15(金) 04:42:18|
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ダイヤ改正を五感で感じろ!日本列島縦断19日間(3月13日)

旅行18日目(3月13日)

この長大旅行も残るところあと2日。

この頃になると、首都圏では計画停電で電車が全く動かない事態となっていることや、買占め・買い溜めが起こっているといった情報が名古屋でも聞こえるようになり、最終日である明日の帰宅手段を改める必要があると考え始めます。とは言っても、状況は刻一刻と変わっている状況であるのも確かで、この日は予定通り中京圏巡りをすることに。


第144ランナー
5314F 東海道本線 新快速(313系) 名古屋(9:35)→大府(9:48)


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旅行18日目の最初のランナーは、前日にも米原から名古屋まで乗車した313系の新快速。名古屋圏では313系以外の形式に乗ることの方が珍しくなりつつあるくらい、非常に見慣れた車両です。
・・・そろそろ315系なる新型車両が登場しても良いような気がするのですが、JR東海はリニアやらN700Aやらでそれどころじゃないんだろうなぁ。

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新快速に乗車して向かった先は武豊線が接続する大府駅。目的は上写真の313系・・・ではなく、このダイヤ改正から本格稼動をし始めたキハ25形なる気動車の撮影。どこからどう見ても313系にそっくりで、前面上の灯具類が無かったりパンタグラフが付いていないというのが唯一の違いといったところ。

JR西日本のキハ122・127系もかなりアレだなぁと思いましたが、それ以上にアレな車両を出すのはまさにJR東海クォリティといったところですね。ここまでソックリだと、そのうち乗務員さんが間違って乗車しちゃう事故とか発生しちゃうんじゃないかしらと思ったり。

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ちなみに武豊線は2015年春に電化されることが予定されており、このキハ25形の武豊線での活躍期間はあと4年ほどといったところ。近い将来、名古屋からは見られなくなる可能性もあります。


第145ランナー
3141F 東海道本線 普通(211系) 大府(10:01)→名古屋(10:26)


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大府で目的のキハ25形を確保したところで、今度は岐阜方面の新快速に乗車・・・といきたいところですが、先に来た普通列車がJR東海管内では珍しい211系0番台だったので名古屋まで乗車。東京では特に珍しいわけではないのですが、JR東海管内だと5000番台が多くを占めているので比較的珍しい存在です。

ちなみに個人的には5000番台の方が好みだったり。


第146ランナー
5315F 東海道本線 新快速(313系) 名古屋(10:30)→大垣(11:02)


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さて、名古屋からは本来であれば大府から乗る予定だった新快速に乗車し、次の目的地である大垣へ向かいます。車両はまた313系。これまでの旅行でも散々取り上げているので解説の必要は無いですね。

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大垣に来た目的はコレ。樽見鉄道の新車、ハイモ330形。車体は第三セクター鉄道でお馴染み新潟トランシス製のNDC車体ですが、色はハイモ180形から続く青い樽見鉄道カラー。ダイヤ改正前に運転を開始した車両ですが、ダイヤ改正に近かったということで、ここでしっかり記録しておきます。

・・・本来であれば本巣まで行かないと撮れないかな、なんて思っていたのですが、キハ25形に続きすんなり撮影完了してしまったのにはちょっと驚いていたり。この時点でこの日の予定は半分以上完遂してしまったことになります。


第147ランナー
5508F 東海道本線 快速(313系) 大垣(11:26)→岐阜(11:37)


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あまりにもすんなり事が進んでいるので、大垣からは名古屋に戻らず岐阜駅で下車、名鉄に乗り換えて次なる目的地までの暇潰しへ。


第148ランナー
30レ 名鉄名古屋本線 ミュースカイ(2000系) 名鉄岐阜(12:22)→神宮前(12:56)


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名鉄岐阜から名鉄の最上位空港アクセス用種別であるミュースカイ。車両は赤い名鉄の中において、ひときわ青い車体が目立つ2000系。我が地元の新AE形がめちゃめちゃカッコイイというのは地元民目線としては当然といえば当然の話(?)なのですが、個人的にはこの2000系もシンプルながらスッキリ纏まったデザインである点が非常に好みだったりします。


第149ランナー
1272A 名鉄常滑線・河和線・知多新線 急行(6800系+6000系) 神宮前(13:03)→内海(14:03)


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せっかく乗った「ミュースカイ」ですが、中部国際空港には行かず神宮前で下車。後続の知多新線 内海駅まで直通する急行で知多半島の先端である内海へ向かいます。

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乗車した急行は途中の太田川から河和線へ、富貴からは知多新線へと進んでいきます。そして知多新線に入ると、これまでとは異なり高架橋とトンネルで突っ切る高規格路線に変化します。但し、高規格とは言っても単線であり、富貴~上野間間には別曽池信号場という交換設備も存在しています。

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野間~内海間には小野浦駅(仮称)の遺構も。これ以外にもトンネルや高架橋など、全線に渡って複線化用地が存在していたりと、開業前と開業後の予想の食い違いがあったと思われる、この路線の複雑な経緯が見てとれます。京成で言うなら千原線といったところか。

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と、そんなこんなで終着の内海駅に到着。構内は2面4線と、比較的規模が大きい駅ですが、その規模をやや持て余し気味なのは否めないところ。降りた乗客もまばら・・・といった感じでした。

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駅前の様子。本来であれば知多半島の先端のリゾート志向のある町になるはずだったんだと思いますが、駅前のロータリーだけ無駄に南国気分な以外は殆ど人気が無く、正直言って色々と虚しいですね・・・。


第150ランナー
1571A 名鉄知多新線・河和線・常滑線 急行(6000系+6800系) 内海(14:25)→金山(15:24)


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暇潰しがてら知多新線を乗り潰したところで、本日最後であり最大の目的地でもある場所へ移動。と言っても、内海からは乗ってきた電車で折り返すだけなんですけどね。


第151ランナー
LD1516D 名古屋市営地下鉄名城線(2000形) 金山(15:35)→八事日赤(15:54)


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金山からは名古屋市営地下鉄名城線に乗り換えて八事日赤へ。名城線&名港線って、東京の大江戸線と同じような路線の形だけど、運行形態は全くの別物なんだぜ。

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さて、本日最後であり最大の目的地はココ。「名古屋の山」こと「喫茶 マウンテン」。
とんでもないゲテモノ料理を出すということで、存在自体は前々から知ってはいたのですが(ゆかりんも行っているしね)、何だかんだで行く機会がなかなか無く、今回ようやく行く機会を得ることが出来ました。

旅行タイトルが「五感で感じろ!」というからには、味覚的にやばいものを食べないと面白みが足りませんしね(笑)

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さて、今回「名古屋の山」で挑むのは「喫茶マウンテン」の名を全国区に知らしめた「甘口抹茶小倉スパ」。名前の通りスパゲッティに抹茶が練りこんであり、上にはフルーツあんみつばりの小倉と生クリーム、そしてフルーツが乗っかっているという、見た目だけならそこそこ美味しそうな料理。そう、見た目だけは

実際はというと、スパゲッティがHOTなので放っておくと生クリームが溶け出し、加えて麺を油で炒めているためか冷めてくると油が麺から分離、溶けた生クリームと混ざるというトンデモ仕様。これを制するためには(というか、マウンテンの甘口系スパ全般に言えますが)、いかに早く食べて油との分離を最小限に抑えるかという、時間との勝負が待っています。

ちなみに個人的な感想ですと、抹茶麺は匂いは悪くないもののしばらく食べていると抹茶分が鼻につき、ちょっと気持ちが悪くなります、自分は抹茶は結構好きですが、ここの抹茶麺は抹茶分が濃いです。

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と、色々とヤバいゲテモノ料理だと言いつつも、何だかんだで完食。単独登頂ということでスタンプカードに登頂記念のスタンプを押してもらいました。

ちなみに後日、 甘口イチゴスパとなべスパを求めて再び登山を行っていたり。

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精算という名の下山を行った後、この日登った山を再度撮影。とりあえず、未登頂の「甘口メロンスパ」と「甘口バナナスパ」は早いところ制覇したいところ。


第152ランナー
LD1636D 名古屋市営地下鉄名城線(2000形) 八事日赤(17:14)→本山(17:18)


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無事に名古屋の山の1つを制覇したところで、この日のやることは全て終了。名城線に乗車して八事日赤を後にします。


第153ランナー
F1712T 名古屋市営地下鉄東山線(5050形) 本山(17:23)→名古屋(17:38)


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本山から東山線に乗り換えて名古屋へ。前日に引き続き、今宵の宿であるスーパーホテルへと戻り、この日の行動を終えるのでした。

さぁ、長かった旅行も残すところあと1日!

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  1. 2011/07/15(金) 04:36:04|
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ダイヤ改正を五感で感じろ!日本列島縦断19日間(3月12日)

旅行17日目(3月12日)

旅行17日目、とうとうこの旅行の最大の目的でもあるダイヤ改正当日の3月12日を迎えました。
本来であれば各地、特に九州では新幹線開業イベントなどが行われ、まさに五感でダイヤ改正を感じられる・・・はずでしたが、地震そして津波の影響で新幹線開業関連のイベントは全て中止、それ以前に日豊本線は未だ解除されない津波警報で運転そのものが行われないという、前代未聞のダイヤ改正当日となりました。

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とは言ってもダイヤ改正初日。
改正で一番の目玉でもある九州新幹線の1番列車を見送るべく早朝の鹿児島中央駅へ行き、この日からお目見えした電光表示に映し出される「博多」や「新大阪」の文字を。

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この日の九州新幹線の1番列車は800系を使用した5400A 「さくら400号」。1番列車とい今回の改正で新たに登場した新幹線の愛称で、九州新幹線及び山陽新幹線直通の速達種別に使われるようになった愛称です。1番列車ということでかなりの人出を予想していましたが、地震の影響で関連イベントは全て中止ということで非常に静かな開業当日となりました。

そういえば、おそらく多くの人が「さくら」という名前を聞くと、2005(平成17)年に消滅した長崎方面へ向かう寝台特急の名前を思い浮かべるものと思いますが、個人的には木之本さk(以下、自主規制)や芳乃さk(以下、自主規制)。

真面目な話をすると、これまで新幹線の名称には行先にゆかりのある名前や鳥の名前が多く使われてきましたが、植物の名前が使われる・・・というのは「さくら」が初めてかもしれませんね。

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800系「さくら」の行先表示。「さくら」の文字は花の色と合わせた赤い文字。絶対にさくらちゃん的な意味合いはないと思う。

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1番列車である「さくら400号」が出て行くと、すぐに川内からの5321A 「つばめ321号」が到着。たった一駅のみの運転から分かるように、川内からの出庫列車でありじきに折り返し列車に変わります。

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それが5328A 「つばめ328号」。鹿児島中央を発車する2番目の列車で勿論、博多行き。これまで新八代止まりだった「つばめ」は多くが博多まで直通するようになり、これまでの新八代止まりの列車は完全消滅、まさに暫定的な措置だったわけですね。

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「つばめ」の表示。もうこの部分には「リレーつばめ」に関する文面は流れなくなりました。

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そして全線開業の1番の目玉であるN700系を使用した九州新幹線最速列車である600A 「みずほ600号」。東海道・山陽新幹線の「のぞみ」にあたる位置付けの列車ですが、本数は朝夕のみの運転で本数の面では「さくら」の方が目立っています。

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「みずほ」の行先表示。「みずほ」という列車名故か文字は橙地の上に表示。そういやかつて存在したブルトレ「みずほ」もヘッドマークはこんな色の上に文字が書かれていたような。

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鹿児島中央駅を出発する「みずほ600号」。指定券発売当初はすぐに満席になるほどの人気ぶりでしたが、地震の影響で鹿児島中央出発時点での乗車率は微妙といったところ。それでも地元の方々による「バンザイ!」の声が聞こえたときは、ダイヤ改正を迎えたんだなぁということを感じざるを得ませんでした。

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続いて入線してきたのはN700系による「さくら」の1番列車である5402A 「さくら402号」。

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この列車、N700系による「さくら」1番列車という以上に、何と行先が新下関。これまでも夜間に「こだま」の新下関行きが設定されていましたが、まさかの上位種別による新下関行きの設定には驚いた方も多いのではないでしょうか。

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熊本からやって来たN700系による5323A 「つばめ323号」。九州新幹線用のN700系というと「みずほ」・「さくら」に目が行きがちですが、朝夕には「つばめ」にも使用され、加えてこの改正からは「ひかり」や「こだま」にも使われるようになっています(「ひかり581号」や「こだま768号」がその例)。

こうやって見ると、N700系は完全にマルチプレイヤーと化していますね・・・。

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N700系による「つばめ」表示。「こだま」の色合いに似ていなくもないですが、あちらは明るい青系なのに対しこちらはやや暗めの青で差別化を図っている模様。

さて、全線開業を果たした九州新幹線の開業当日を鹿児島中央駅で撮影した後は駅の外へ。

本来であればこの後は485系による「きりしま」や特急「指宿のたまて箱」などを撮影する予定でしたが、地震の影響で延久が続発してしまったのでここで先に熊本へ行き、川尻に留置されている485系を撮影するプランを所長さんから提案されたので、「さくら」の指定席も確保しておきます。

・・・この判断が後々、とんでもない結末を迎えるとは誰が想像したでしょうか。

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さて、鹿児島中央駅の外へ出て甲突川に架かる高見橋の近くに建っている大久保利通像を見に行くことに。その途中で鹿児島市交通局の9700形を撮影。思えば、この旅行では広島以来の路面電車の撮影ですね。

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大久保利通像。
顔はカッコいいといえばカッコよく、人物としても清廉潔白で仕事には厳格と、非の打ち所のない方と伝えられていますが、正直なところ西郷さんの顔が特徴的なのでやや印象が薄い・・・。

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1000形「ユートラム」。鹿児島市交通局が初めて導入した超低床車両で、黄色いデザインの車体は今となっては鹿児島市交通局の顔ですね。後継の7000形も登場しましたが、鹿児島の路面電車といったら個人的にはこっちを思い浮かべます。

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こちらは西郷隆盛などが住んだであろう下級武士の屋敷を再現したもの・・・なんだそう。正直行って、歴史的景観とかはサッパリなので詳しくは書けないんですが、近所にこんな家がゴロゴロ転がっている場所に住んでいる自分はどうすれば良いんですかね?

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再び市電に目を移して600形。思えばこういう顔つきの路面電車はこの旅行中、かなりの数を見てきた気がします。

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さて、特急「川内エクスプレス」の到着時間が近づいてきたので、再度鹿児島中央駅へ。駅前の電停では9500形と2130形が並んで停まっておりました。

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ホームに下りるとじきに1091M 急「川内エクスプレス」が入線。昨日、「ホームライナー」として川内に送り込まれた787系が使用されており、本来であれば6006M 特急「きりしま6号」へ流れますが、今日は津波の影響で日豊本線が運休ということで、この787系はそのまま車庫へ取り込まれるものかと思われました。

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特急「川内エクスプレス」の表示。朝と夜にしか運転しないため、こういう時でしか撮影できないというのもありますが、それ以上にダイヤ改正で変革を遂げた列車をここにきてようやく撮影です。というか、九州内で誕生した列車はこの「川内エクスプレス」しか撮影できていません。

さて、この「川内エクスプレス」、到着後は案の定クルクルと幕を回し始めて回送表示に・・・と思いきや

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まさかの「きりしま」表示に。この時点で「きりしま6号」の運休は決まっていたので、何故こうしたかは分かりませんが・・・。

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というわけで、787系による特急「きりしま」も確保。といっても、この車両はすぐに鹿児島車両所に取り込まれてしまいましたが・・・。

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特急「川内エクスプレス」を撮影したところで、前述したように予定より早く出発して熊本へ向かうことにします。ここで改めて九州新幹線の改札口を撮影すると共に今宵、夕食を頂くことになっている「季節料理 香味」さんへのお土産ということで、鹿児島産の地酒を購入します。


第131ランナー
550A 九州新幹線 「さくら550号」(N700系) 鹿児島中央(8:34)→熊本(9:23)


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というわけで、本来であれば2時間後の558A 「さくら558号」で新大阪まで行くところを、2時間早い「さくら550号」で熊本へ。初めての九州新幹線乗車&初めての九州新幹線用N700系乗車ということで、非常にワクワクするものがあります。

なお、この旅行で新幹線用の車両は既に博多南線で乗車済みですが、「新幹線」に乗るとなると実はこの「さくら550号」が初めて。これまでちびちびと在来線を辿ってきたのは、ここに来て新幹線の速さを改めて感じよう!という狙いもあったわけです。

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ちなみにこの九州新幹線用のN700系は指定席がとんでもなく素晴らしい。2列+2列シートはもちろんなのですが、座席の柔らかさといいひじ掛の木のぬくもりといい、指定席とは思えないほどのグレードです。
話によると、九州でお馴染みの水戸岡さんのデザインを取り入れつつ、独自に設計したということですが、正直言うと本家の水戸岡さんのデザインした座席よりも見栄え、座り心地ともにとても良いです。やっぱり、実用性があってこそのデザインですよね。

熊本までの僅か50分の間に所長さんと共に「くろぶたくん」なるおつまみを頂きつつ、九州新幹線用のN700系の乗り心地を堪能。これは熊本から乗る予定の「さくら558号」が楽しみだ・・・と期待しつつ、熊本で下車するのでした。
まさかその期待が思わぬ形で裏切られるとは露知らず・・・。

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熊本に到着すると、当社比5%増しで可愛くなったとされる「新」800系による5407A 「さくら407号」が到着。目つきが微妙に丸っこくなり、車体の帯もつばめ返しの軌跡を描くようになったりと、微妙にこれまでの800系と違うみたいですが、遠目ではなかなか判断しづらいのが難点ですかね。

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熊本駅に下車すると、新幹線ホーム側のロータリーはなかなか面白い形に整備されていました。壁っぽいものでロータリー全体を囲むのは斬新かも。

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さて、熊本まで来たものの、狙いであったキハ185系特急「阿蘇ゆるっと博号」や川尻に留置されている485系、豊肥本線の快速放屁・・・もとい「豊肥ライナー」は津波の影響でことごとく運休。

今考えると明らかに死亡フラグの前兆現象(例えるなら、好き好きビームを出している幼なじみの前で学園のアイドルからのプレゼントを自慢しちゃう的な)が出ていますが、この時はそれに気付かず所長さんが見たい建築があるということで、ならばお付き合いしますとばかりに熊本市交通局の路面電車を撮影しつつ決定。

あーあ、フラグ立てちゃったね。とばかりに、熊本市交通局0800形も苦笑いしているように見えてきますね。


第132ランナー
熊本市交通局 A系統(9200形) 熊本駅前(9:58)→花畑町(10:18)


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正直、熊本の地理はサッパリなのでとりあえず所長さんに付いて行くことに。今見ると、所長さん自身も場所をよく分かっていなかったという衝撃の事実が発覚しましたが、この時は「所長さんは熊本に何度も来ているみたいだし大丈夫だろう」と完全に油断しっぱなしでした。

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とりあえず・・・ということで、熊本城(通称:銀杏城)も撮影。加藤清正が完成させたもので、篭城戦になった際の食糧確保のために場内に銀杏の木を植えたのが由来だとか。但し、雄木ばかり植えてしまったので実はならなかったとか。

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もういっちょ。正直、歴史はサッパリなので熊本城については全く書けません(汗)

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そして重い荷物を担ぎながらも迷いつつ、所長さんお目当ての長崎次郎書店(国登録有形文化財)に到着。現役で使っているのは結構なんですが、個人的には「本」と書かれた看板等も無くして徹底的に原型を留めるような感じに欲しいなぁと思うところ。まぁ、この地区が重伝建築地区にならないとそれもなかなか難しいんでしょうけど。

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さて、時間は11時近く。いい加減、熊本駅に戻らないと「さくら558号」に間に合わない・・・ということで、新町電停で待つものの、なかなか健軍町行きの電車が来ず・・・。その合間に上熊本駅前行きの1350形がやってきます。


第133ランナー
熊本市交通局 B系統(9700形) 新町(10:58)→辛島町(11:03)


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ようやくやってきたのは熊本市交通局初の超低床車両であり、同時に日本初の超低床車両である9700形。本来であれば運が良くてラッキー!と興奮してしまうところですが、熊本11時20分発の「さくら558号」に間に合うかどうかで頭が一杯で、そんな余裕は全くありませんでした。


第134ランナー
熊本市交通局 A系統(9200形) 辛島町(11:05)→熊本駅前(11:20)


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辛島町でA系統に乗り換えて、大急ぎで熊本駅に向かいたい・・・と思うのを邪魔するのは赤信号の嵐・・・。運命は何と残酷というべきか、熊本駅に到着したのは自分が乗る予定だった「さくら558号」の発車時刻と同じ時間。「さくら558号」の指定席は発売日に10時打ちして買ったものだけあって、ここでの乗り遅れはさすがの自分でもショックが大きかったです・・・。

そして気になるのは、「さくら558号」からの乗り継ぎ。実はこの「さくら558号」、後々の予定にも密接に関わっていく存在で、ここでの乗り遅れは後にも大きく響いてくる事になるのです。


第135ランナー
5304A 九州新幹線 「さくら304号」(800系) 熊本(11:42)→博多(12:23)


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くよくよしていても仕方がないので、後続の800系による「さくら304号」に乗り、博多で「のぞみ32号」に乗り換えるプランで行くことに。

ここでネタばらしをすると、本来であれば「さくら558号」で新大阪に14時44分に到着後、余裕を持って183系による3015M 特急「こうのとり15号」を撮影、新大阪15時05分発の新快速で京都へ・・・という流れだったのでした。

それが後続の「のぞみ32号」にシフトすると新大阪14時58分着となり、時刻表に載っている“新大阪での新幹線→在来線標準乗り換え時間10分”というのを考慮すると、新快速との乗り換えで精一杯、特急「こうのとり」の撮影は絶望的だと考えていました。

熊本で所長さんは「イケる!イケるよ、ウナギさん!」とはしゃいでいましたが、標準乗り換え時間の事実を知っていた自分は苦笑いするのが精一杯で、とても800系の乗り心地を堪能する余裕はありませんでした。

しかし、神は自分を見放さなかった!!


第136ランナー
32A 山陽新幹線 「のぞみ32号」(N700系) 博多(12:30)→新大阪(14:58)


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博多に到着すると、kajiboohさんとAC20kV-DC1500Vさんのお出迎えを受けます。所長さんはkajiboohさんに怒られていましたが、自分としては博多を通過する自分だけのためにお二方が来てくれること自体が非常に申し訳なく、また熊本での事件を少しだけ忘れる事ができ、同時に有り難くも感じました。お二方にはこの場を借りて御礼申し上げます。

さて、乗り継いだ「のぞみ32号」は当然ながら自由席。本来であればあの座り心地の良いシートだったのに・・・と思う余裕もなく、小倉・新山口と続々と人が乗り込んで来て、広島では立ち客まで出る始末。

「やばい・・・このままだと降りるのが手間取って、『こうのとり』どころか新快速との乗り継ぎすら危うくなる・・・」
(標準乗り換え時間が10分のところ、新快速との乗り換え時間だけで7分という時点で既に危ういのですが)

そう考えていた矢先、Twitterのタイムラインに関西在住でおそらく新大阪駅にも詳しいと思われるKIXさんの姿が。

「広島での103系の廃回の情報を捨ててしまい申し訳ないけど今は緊急事態、ここはイチかバチか・・・」

ということで、KIXさんに新大阪で合流できないかどうかの旨をDMで送ると、KIXさんは自分と合流することを快く承諾、新大阪駅で合流することになりました。

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そして新大阪駅に到着、KIXさんと合流後、すぐさま3015M 特急「こうのとり15号」が待つ18番ホームへ猛ダッシュ、無事に183系の特急「こうのとり」を確保することに成功しました。

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もちろん、行先幕もバッチリ確保。これを新幹線から在来線への乗り換えの合間のたった7分間に出来たのはまさに奇跡。救世主といえるKIXさんが居られなければ、こんな所業は絶対に成し得ませんでした。ホント、KIXさんには頭が上がりません。


第137ランナー
3262M 東海道本線 新快速(223系) 新大阪(15:05)→京都(15:29)


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出会って早々、新大阪猛ダッシュをさせてしまった非礼を詫びつつ、予定通りの新快速に乗車。次なる目的地である京都へ向かう中、近況と所長さんへの愚痴(笑)に花を咲かせていると、あっという間に京都に到着。いやはや、新幹線が速いのはもちろんですが、新快速の速さにも驚かされます。


第138ランナー
251M 山陰本線 普通(221系) 京都(15:37)→二条(15:43)


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京都では221系の山陰本線の列車に乗り換えて、2駅先の二条駅へ。3月3日に北近畿をぐるりと回ったルートを逆に行く感じですが、今はダイヤ改正後。改正後ならではの日常を撮影します。

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と、まずは予行演習で221系の快速を撮影。未だに221系=新快速な世代の自分は、221系の快速ですらやや格落ちな感じを抱いてしまいますね・・・。

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そしてお目当ての287系による5084M 特急「はしだて4号」+特急「まいづる」10号。183系によって運転されていた、「はしだて」「まいづる」といった2列車併結列車はこの改正で全て287系に置き換えられたので、その記録をしたかったのです。

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後撃ち。
幸か不幸か、3月3日に287系自体は記録していたものの、やはり営業列車を記録しておきたかったという思いはあったので、こうして二条駅でしっかりと捉えることが出来たのは非常に嬉しい限り。

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時間がなかったので「はしだて」のものしか撮影できませんでしたが、幕はこんな感じ。183系時代のヘッドマークの色合いを踏襲したものとなっていました。「こうのとり」も「北近畿」の色を踏襲した感じのようですね。287系の特急「こうのとり」は撮影できていないので、何とも言えませんが。


第139ランナー
256M 山陰本線 普通(221系) 二条(16:16)→京都(16:22)


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KIXさんのお陰で無事に287系の「はしだて」+「まいづる」を撮影出来たところで、この日の予定はほぼ完遂。熊本でのトラブルもなかったことのように意気揚々と京都駅へ戻ります。いやはや、KIXさんがいらっしゃってくれたおかげで本当に助かりました・・・。


第140ランナー
3270M 東海道本線 新快速(223系+225系) 京都(16:37)→米原(17:31)※到着7分延


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短い間ながら、KIXさんにはわざわざお付き合い頂いたことにありがたみを感じつつ、長浜行きの新快速に乗車。

乗車前に「225系に乗れなかったのがちょっと残念でしたね」と言ってお別れした数分後、我がメガネケースにメールが着信。KIXさんからのメールで、何と自分が乗っている新快速の後部8両が225系だそうな。これはラッキーと、大急ぎで後部の車両へ向かいます。

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そして米原駅では連結面ながらも、しっかり225系を撮影。いやはや、KIXさんには最初から最後までお世話になりっぱなしで、本当にありがとうございました。今度お会いするときには是非、ご飯でも奢らせてください(笑)

・・・博多までご一緒だった方とお別れした途端、運が良くなってきたのは気のせいですよねきっと。


第141ランナー
5350F 東海道本線 新快速(313系) 米原(17:33)→名古屋(18:42)


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米原からは見慣れたルートで本日の宿泊地である名古屋へ直行。途中の乗り遅れではあわやどうなることかと思いましたが、救世主であるKIXさんの登場で何とか事なきを得、最後には予定通りに名古屋へ到着することができました。


第142ランナー
T1910F 名古屋市営地下鉄東山線(5050形) 名古屋(19:22)→池下(19:34)


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名古屋でのいつもの宿であるスーパーホテルに荷物を置いたところで、名古屋へ来たら毎回寄らせて貰っている池下の「季節料理 香味」さんへ向かいます。ここまで乗り継ぎのことで頭がいっぱいでしたが、BARギコのメンバーの1人であり宮城の津波の被害が激しかった場所に住んでいるマスターの安否も非常に気になります。

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「香味」さんに到着すると、BARギコメンバーであるジャックさんと伊蔵さんに出迎えられ、鹿児島で購入したお土産も同時に渡して、ウーロン茶で喉を潤します。

そして気になるマスターの安否はというと、何とジャックさんが地震発生直後にマスターとメールをしていたという事実が発覚。そして津波が来て以降は連絡が取れないということで、この時点では安否が分からずじまいということが分かりました。

ついこの間のチリ地震による津波でもマスターの地元が被害を受けているという事実から、一同不安を隠せないものの、あのマスターのことだから絶対に生きているに違いないということを信じ、0時近くまで歓談を楽しむのでありました。

いつも美味しい料理を出してくれる「季節料理 香味」さん、並びにわざわざ自分を出迎えて頂いた伊蔵さんにはこの場を借りて御礼申し上げます。

ちなみにマスターはその後、ジャックさん経由で無事が分かり、一同ホッとしたというのは言うまでもありません。


第143ランナー
F2351W 名古屋市営地下鉄東山線(5050形) 池下(0:05)→名古屋(0:20)


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随分と遅い時間まで「季節料理 香味」さんに居たため、この日は(というかいつもか)東山線の最終電車である岩塚行きで名古屋駅へ戻ります。
そしてマスターの無事を信じながら、自分はホテルのベッドで休むのでした・・・。

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  1. 2011/07/11(月) 01:30:10|
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ダイヤ改正を五感で感じろ!日本列島縦断19日間(3月11日)

旅行16日目(3月11日)

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最終の特急「ドリームにちりん」に乗車して一晩、いよいよダイヤ改正前日の3月11日。この日記を書いている現時点で3月11日は、忘れもしない東北地方太平洋沖地震が発生した日ですが、この時はそんな大災害が起こるなど予想だにしませんでした。


第123ランナー
8580M 宮崎空港線・日南線 普通(783系) 宮崎空港(6:43)→南宮崎(6:48)


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さて、ダイヤ改正前日。ダイヤ改正を五感で感じるという、今回の旅行タイトルに書いてあることの一つの節目となるこの日の最初のランナーは、3日前にも乗った特急「ドリームにちりん」の折り返しである8580M。3日前と同様に一旦、南宮崎駅へと戻ります。


第124ランナー
5004M 特急「にちりん4号」(485系) 南宮崎(6:56)→延岡(8:09)


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南宮崎から乗車するのは、3日前にも撮影した5004M 特急「にちりん4号」。九州の485系定期運用最終日にも当然のように485系をキッチリ撮影、乗車も楽しみます。なお、これ以降は3列車連続で485系に乗車していきますが、写真のレッドエクスプレス色の485系に乗るのはこの「にちりん4号」がラスト。

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ちなみに「にちりん」の別府行き幕はここで初めて撮影しますが、時刻表にも別府で特急「ソニック」と接続していることが書かれているように、幕の方にもちゃんとその旨が書かれているんですね。


第125ランナー
5083M 特急「ひゅうが3号」(485系) 延岡(8:22)→宮崎(9:32)


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さて、延岡にわざわざやってきた理由がコレ。2日連続でお会いしている485系国鉄色編成による特急「ひゅうが3号」。

ここまで国鉄色編成を都合良く追ってきたのは、事前にJR九州から運用が明らかになっていたからですが、運用が多い「にちりん」や「きりしま」、宮崎から「ドリームにちりん」に乗車するのと絡めやすい「ホームライナー」に対して、「ひゅうが」の場合はもともとの運用数が少ない上に、国鉄色編成が入るものとなるとこの「ひゅうが3号」のみになってしまうので、乗車・撮影共になかなか難しいのですが、そこは「ドリームにちりん」効果。最終日にきっちりと「ひゅうが」を仕留めておきます。

ちなみに「ひゅうが3号」自体は3日前に宮崎に来たときに撮影済みですが、あれは実は小手調べ。前々から宮崎では「ひゅうが」幕は撮影しにくいという噂を聞いていたので、それを確かめるためだったのです。

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そしてこれが「ひゅうが」幕。後々合流する所長さんもコレを狙っていたみたいですが・・・。

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「ひゅうが」の行先幕。これも485系で見られるのはこの日がラストです。

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ちなみに「ひゅうが3号」の入ったホームにはこのような演出が。ここまで随分と485系を追いかけてきましたが、やはり最終日となると色々と凝った演出が仕掛けられていますね。

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延岡から乗車した「ひゅうが3号」は日豊本線をひた走ります。行きの「にちりん」では反対側の座席に座ってしまったので見れなかった、かつてのリニアの宮崎実験線もしっかり記録。

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所々に変な屋根が付いていたり、駅(?)っぽいものが見れました。

と、ここでこの日合流する予定の所長さんからメール。自分は「ひゅうが3号」と所長さんが乗った「にちりん8号」が佐土原で交換するので、てっきり佐土原で張っているんだろうな・・・と思っていたのですが、なんと「ひゅうが」幕が撮れないであろう宮崎に居られる、とのこと。所長さんは自分とは比べ物にならないほどの財政力の持ち主であり、それを使って昨年11月にも485系目当てに南九州を訪問済みということで、てっきり知っているものだと思っていたのですが・・・。

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というわけで、やや予想とは違いましたが、宮崎で車内から所長さんを撮影。ちなみに逆に自分も撮られていたりします。


第126ランナー
6005M 特急「きりしま5号」(485系) 宮崎(9:37)→鹿児島中央(11:45)


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3日前のものにも書いたように、特急「ひゅうが3号」は宮崎で列車名を「きりしま5号」と変更、485系3連続の〆として、同じ国鉄色編成のまま鹿児島へ向けて走ります。

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「きりしま」の表示幕。ちなみに、自分はここでニアミスした所長さんに向かってホーム反対側から鹿児島に行きませんか?と誘ったのですが、あえなく断られました。まさか、この選択がこの後の二人の運命を大きく変えることになるとは、誰が予想したでしょうか。

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なお、宮崎ではレッドエクスプレス色と国鉄色の並びも実現。・・・似たようなものを3日前に宮崎空港駅でやってはいますがつい・・・。

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霧島の山を越えると列車は鹿児島県に入り、鹿児島湾には桜島の姿が。この日はこの後、この桜島の周囲をグルグル回るため、必然的に桜島の登場回数も多くなっていきます。

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というわけで宮崎を出発して約2時間、終点の鹿児島中央駅に到着。これにてこの旅行における485系乗車は最後となります。最終運用にはまだ時間がありますが、一足先に「お疲れ様」と言ってお別れします。


第127ランナー
1339D(山川から5337D) 指宿枕崎線 普通(キハ40系) 鹿児島中央(11:53)→西大山(13:37)


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最終日となった九州の485系を存分に堪能したところで、稚内から始まったこの旅行だからこそ、是非とも行っておきたい場所へと向かうため、鹿児島中央駅からは指宿枕崎線のキハ40系に乗車。いざ、最果てへと向かいます。

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途中の前之浜駅では3342D 特別快速「なのはなDX4号」と交換。後々、この列車にも乗車することになりますが、今更ながら「なのはなDX」って特別快速だったんですね。特別快速としては、かなり存在感が薄かった、そんな気がします。

そして鹿児島中央駅を出発して1時間半、ようやく・・・

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本土最南端の駅、西大山駅に到着!

最北端の稚内駅を出発して16日、長くて、でもあっという間の時間でした。
そして何よりも感慨深いのは、あの微妙に雪に覆われていた2本のレールは、本当にここまで繋がっているんだなぁ、ということ。ある場所は頑丈で、ある場所はちょっと頼りなかったりする2本のレールですが、それでもきちんと北から南まで繋がっている、それをはっきりと実感させられました。

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ローアングルからもう1枚。薩摩富士が美しいです。
いやはや、本当に北から南までやって来ちゃったんだなぁ・・・。

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例の切符と絡めて。本当はバックに写る「日本最南端の駅」というのはちょっと違うけど、最北からやって来た切符には間違っていてもこれはこれで良い感じ。

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駅舎入り口。近年、微妙に整備されたようで結構綺麗でした。そして意外にも人が多い。まぁ目的はもちろん、最南端の駅での記念撮影なんですが。

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ついでにこれもバックにして切符と1枚。ちなみにこの切符、この駅でやたら写真を撮られまくりました。そりゃ、なかなかいないもんなぁ、こんな馬鹿なことをするやつは。

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丘の向こうに消える二条のレール。間違いなくこのレールは最北まで繋がっていました。


第128ランナー
5334D 指宿枕崎線 普通(キハ40系) 西大山(14:18)→指宿(14:36)


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本日最大の目的である最南端詣でを終えたところで、ここまで来た道をキハ40系で引き返します。ちなみに、北から幾度となく乗車してきたキハ40系ですが、実はこの西大山から指宿で乗ったのが、この旅行における最後に乗車したキハ40系。
この車両の生息状況も、こうやって北から南まで縦断すると改めて驚かされるものがありますね。


第129ランナー
3346D 指宿枕崎線 特別快速「なのはなDX6号」(キハ200系) 指宿(14:41)→鹿児島中央(15:35)


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指宿からは行きに前之浜駅でも撮影した、特別快速「なのはなDX6号」に乗車。この列車は2004年の九州新幹線新八代~鹿児島中央開業と同時に誕生した列車ですが、今回のダイヤ改正で特急「指宿のたまて箱」誕生に伴って廃止、指定席用に改造したキハ220も同時に運用離脱となっています。

個人的なことを言うと、特急「指宿のたまて箱」も快速、もしくはせめて急行にすべきなんじゃないかなぁ、と思ったり。特急料金を徴収するのはちょっとお高い気がします。

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車窓からは再び桜島が見えます。そしてこの写真を撮っている、その頃に東北地方太平洋沖地震が発生しました。当時の自分は全くそんなことに気がつくはずもなく、車窓の鹿児島湾と桜島を堪能しておりましたが・・・。

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終点の鹿児島中央駅に近づくと、車窓には鹿児島総合車両所が見えてきて、787系と485系の姿を捉える事ができました。

さて、鹿児島中央駅に到着後、本来の予定であれば都城くらいまで行って、宮崎を堪能している所長さんをお出迎え・・・というところだったのですが、実際は地震の津波の影響で全てが運休とのこと。所長さんも身動きが取れないということで合流は中止、別プランとして計画していた仙巌園(磯庭園)に行く事に。

正直、この時は何処で地震が発生したのかも分からない状況で「じゃあ、仙巌園に行ってくるか!」と軽く考えておりました。まさか、その時東北の各地ではとんでもないことが起きているなど知る由もなく・・・。

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鹿児島中央駅からタクシーに乗車し、仙巌園で下車。
庭園自体を見る前に、隣接している尚古集成館を撮影。尚古集成館とはいわば薩摩藩の機械工場であり、日本で初めてアーチを採用した洋風石造建物であるのが特徴。国の重要文化財に指定されています。

・・・ぶっちゃけたお話、歴史には全く興味がないので尚古集成館についてはこれ以上は語れません(爆)

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さて、本題の仙巌園へ。まずは重要文化財である鶴嶺神社を撮影。歴代の島津家当主を祀っている神社で、創建当時は竜尾神社と名乗っていたそうです。

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次に見えてくるのは薩摩藩五十斤鉄製砲。復元ではありますが、非常に大きい大砲です。こんなものを使っていたんですなぁ・・・。

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反射炉跡。反射炉とは鉄製の大砲を鋳造するために作られたもので、先ほどの大砲もここで作られたのだとか。

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ちなみに中はこんな感じ。

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島津家水天渕発電所記念碑。水天渕発電所とは、島津家が所有していた山ヶ野金山に電力を供給するために、1907(明治40)年に建てられた発電所で、昭和58年まで現役で使われていたとのこと。

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激しく逆光ですが正門。
薩摩藩最後の藩主である島津忠義の夫人らが1872(明治4)年に鶴丸城から磯に移住、その後島津忠義自身も1888(明治21)年に鹿児島に移った際、1895(明治28)年に鹿児島の大工、大重伊三次に建てさせたもので、島津家の家紋が彫ってあるのが特徴。

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庭園の入り口にあるのがこの錫門。
かつて薩摩藩の特産品であった錫で屋根を葺いた朱塗りの門で、錫瓦葺きの門としては唯一のもの。1848(嘉永元)年の庭園拡張までは庭園の正門としての役割を担っていました。

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錫門をくぐると目に入るのは御殿。
1658(万治元)年に島津元久が建てたというのが始まりとされ、廃藩置県後に居城である鶴丸城が島津氏の手から離れ磯に移った後、この御殿も一時期は島津氏の住まいとなったとのこと。

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そして一番の見所である庭園からの風景。
借景技法を用い、桜島を築山、鹿児島湾を池と見立てた景色は歴史に全く興味がない自分もオススメする、非常に素晴らしいものです。しかも桜島は活火山のため、山の形状(噴煙など)が時間ごとに変化するというのも面白い。
庭園の時系列変化というと季節変化ぐらいしか思いつきませんが、ここの風景は刻一刻と変化し続ける、いつ見ても飽きない風景でございます。

なお、この時鹿児島湾には例の地震による津波警報が発令中。一見すると非常に穏やかな風景ですが、実はかなりエマージェンシーな状態なわけです。後から知ってゾッとしましたね・・・。

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望獄楼。薩摩藩十九代島津光久の時代に琉球国王から贈られたとされる建物で、藩主が琉球使節と面接する際に使用されたらしいです。

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発電用ダム跡。二十九代島津忠義が建造した工場「就成所」の送電発電用貯水槽跡だそうです。ちなみに発電方式は水力発電で、落差を利用して水車を回転させる・・・といったもの。実際は就成所以外に邸内の灯りにも、ここで発電された電力が使われていたそうです。

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茶室「秀成荘」「徒然庵」。
古っぽい建物ということで撮影してみましたが、実際は昭和62年に建てられたもの。よくよく見ると、部分部分で現代でも見られるテイストがありますね・・・。急いでいたから気付かなかった…。

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曲水の庭。
古代中国で発達した庭で、上流から流された酒盃が前を流れすぎないうちに詩歌を作り、盃を取り上げて酒を呑むという、曲水の宴というのが開催されていたとのこと。現在ではここの曲水の庭が原型を残す唯一のものだとか。

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江南竹林。
二十一代島津吉貴が琉球国を通じ、中国から竹二株を取り寄せて移植したもので、日本における孟宗竹の歴史における始まりとなった場所。
ただこの孟宗竹、外来種ゆえに繁殖力がめちゃめちゃ強く、日本固有の真竹を追いやる勢力になっているんですよね・・・。しかも竹林は枯れるときには一斉に枯れるという特性があり、土壌流出を食い止める植物じゃないというのが少々厄介な点になっていたり。

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猫神。我が家にも猫がいるので撮影したのですが、これは十七代島津義弘が文禄・慶長の役において、朝鮮半島に七匹の猫を連れて行き、瞳孔の開き具合から時刻を推測、その際に活躍した二匹の猫が生還し、その猫が祀られているとのこと。

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最後に仙巌園上部から桜島を。今回は大急ぎでの見学となりましたが、また今度はゆっくり見学したい庭園ですね。


第130ランナー
鹿児島市交通局 カゴシマシティビュー(城山・磯コース) 仙巌園前(17:55)→鹿児島中央駅(18:20)


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仙巌園を大急ぎで見学した後は、鹿児島市交通局が運行する観光用の周遊バス「カゴシマシティビュー」の最終便で鹿児島中央駅へ戻ります。本当は行きでも乗る予定だったのですが、ゴタゴタで乗り遅れてしまったというのは秘密。

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鹿児島中央駅に戻ってくると、九州の東半分の鉄道は津波警報で完全にマヒ状態。所長さんとも連絡がつかない上に、Twitterなどでその被害の大きさが関東にも及んでいるとのことが徐々に判明、家族の安否も気になってきます。

とは言っても駅では出来ることが無いので予定通りホテルにチェックインし、テレビを点けるとそこに映るのは津波に飲み込まれる家や車といった、まるで映画でも見ているんじゃないかと思うような被害状況。これはやばいと思い、何としても家族の安否が知りたいので何度か連絡を試みると電話が通じ、とりあえず無事である事と自分の部屋がめちゃめちゃになっている、という情報を聞きます。

通信網が混みあっているのは明らかなので、余震に注意してくれと、自分は大丈夫ということを伝え、電話を一旦切断。すると今度は宮崎に居られる所長さんからのメールが着信、鉄道が止まっているのでバスで移動するという旨を知り、こちらも一安心。

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最低限の安否確認は出来たので、まずはやることを。
駅に戻るとこの日のみ運転される787系によるホームライナーが停車中。動かないだろうな・・・と思っていたものの、鹿児島本線と九州新幹線は通常運行ということで、1日限りの787系ホームライナーを撮影します。

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ちなみに自分が着いたときには幕回しが行われ、この日限りで消滅した「リレーつばめ」の新八代表示を鹿児島の地で見ることが出来ました。

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なお、787系にはホームライナー幕が無いので残念ながら白幕での運転。
これはちょっと期待外れだったなぁ。

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仕方がないので駅の電光表示と787系を絡めて撮影する事に。

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階段からもういっちょ。

災害が起こる中、不謹慎だと思いつつもダイヤ改正前日の記録をし、再度ホテルに戻ると所長さんから鹿児島に着いたと連絡を受け、駅までお出迎えし感動の再会を果たします。そして所長さんがホテルのチェックインを終えたところで再び駅へ。

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この日のラストは新八代乗継が行われる最後の列車である「つばめ100号」のお見送り。明日からは「つばめ」ばかりだったこの電光掲示に「みずほ」と「さくら」が加わります。

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「リレーつばめ」と連絡している旨の表示もこの日がラスト。

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ダイヤ改正前にこのような大災害が発生したことに不安を抱きながらも、ダイヤ改正前日の夜は更けていくのでした・・・。

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  1. 2011/07/03(日) 21:58:41|
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縁のある車両が引退するということで・・・

旅行記をさっさと書き終えなくてはいけないのですが、東武8000系最後の原型顔車である8111Fが引退ヘッドマークを取り付けるということで、時間の合間をすり抜けて少しばかり池袋の方まで撮影に行ってきました。

いや、本当は平日だし撮影は良いかな・・・なんて思っていたんですけどね。ただこの8111F、ちょっとしたご縁がありまして・・・。

というのも、裏研の車両図鑑で東武のを執筆した際、8000系の原型顔車として取り上げたのがこの8111Fだったのです。

それだけではなく昨年の森林公園ファミリーイベントや、南栗橋での公開などなど、東上線とは殆ど縁の無い場所に住んでいる自分が意外にもちょくちょく出会っている編成がコイツでして、色々な思いもあることから何とか時間を作って撮影してきました。

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と、撮影する事は決めたものの、何処で撮影するかは思い浮かばなかったので、原点回帰という意味も込め、初めて撮影した中板橋で撮影する事に。まずはテストで50090系の快速急行から。TJライナーは結構な人気なのに、こちらのシティライナーはもう既に無かったことになっているわけですが、何処で差がついたのだろうか・・・。

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そして本番の8111F。ヘッドマーク付きなのは池袋方なので、撮影する向きもしっかり考えなくてはいけないのがちょっと面倒・・・。
それにしても、東武顔消滅どころか、東上線からも8000系は地味に消えている感じのようで。。。野田線辺りに行けばまだまだ見れますが、それでも「私鉄の103系」と呼ばれた時代は終わりかけている、そんな印象を抱きましたね・・・。

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8111Fに29日・30日と掲げられたヘッドマーク。なかなか凝ってるなぁ。

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最後にもう1発池袋で撮影。

8111Fの定期運用は昨日30日限りで終了ということですが、つまりは臨時で運転する事がある・・・と考えちゃっていいのかな?噂では秩父に行くとか、そんな話もちらほら聞こえてきているんですけど真偽のほどは如何に。

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  1. 2011/07/01(金) 04:42:28|
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ダイヤ改正を五感で感じろ!日本列島縦断19日間(3月10日)

旅行15日目(3月10日)

さあ、3月12日に行われるダイヤ改正までこの日を入れてあと2日。とは言っても、九州内でのネタは前日までに粗方撮影済みということで、この日は前々から行きたかった九州鉄道記念館へ向かうことに。但し、それだけだとあまりにも時間が余りすぎてしまうので、行くまでと行った後にちょっとだけ寄り道をすることに。


第113ランナー
3001M 特急「ソニック1号」(885系) 博多(6:24)→大分(8:42)


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この日の最初のランナーは3月6日の早朝にも撮影した885系による3001M 特急「ソニック1号」。個人的には883系の方が好みといえば好みなのですが、こっちは帰りに乗車することになります。

さて、この区間は特に解説をする必要がない・・・というか、ホテルで寝たのにもかかわらず寝足りないという感じで解説することが出来ないくらい爆睡。気がつけば大分に着いておりました・・・。


第114ランナー
5005M 特急「にちりん5号」(485系) 大分(9:10)→臼杵(9:40)


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大分から乗車するのは、前々日に宮崎で撮影を楽しんだ485系国鉄色による特急「にちりん5号」。今回は全区間乗車・・・というわけにはいきませんが、宮崎で乗車したのに比べ、やや長く乗車することになります。まぁ、これは寄り道なので・・・。

ちなみにこの編成とは翌日にも乗ることになります。

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反対側。やはりタイフォンがシャッタ付きのものの方がしっくりきますね。

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そして方向幕。前々日に乗車したものは南宮崎行きでしたが、今回は宮崎空港行きのをバッチリ撮影。

ちなみにこの日は485系が日中の大分県を走る最終日ということもあって、沿線には平日にもかかわらず多くのファンが詰め掛けていたのが印象的でした。

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そんなこんなで1時間ほどで臼杵駅に到着。本来であれば臼杵大仏なりにでも行くべきなのでしょうが、意外に距離があるうえにバスもあまり無いことにが分かり今回はパスすることに。


第115ランナー
5006M 特急「にちりん6号」(485系) 臼杵(10:38)→大分(11:09)


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臼杵で1時間ほどの待ち時間の上で、上りの「にちりん6号」で再度大分へ折り返し。密かにレッドエクスプレス色を期待していましたが、やって来たのはKIRISHIMA&HYUGA色。かつての特急「ハウステンボス」を思い出させる色合いなのですが、出来れば「にちりん」には正調のレッドエクスプレスが来て欲しかったっすねぇ。


第116ランナー
3024M 特急「ソニック24号」(883系) 大分(11:14)→小倉(12:07)


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485系目当ての大分南部への寄り道を終えたところで、本日の目的地である九州鉄道記念館へ向かいます。乗車するのは勿論、883系の特急「ソニック」。何だかんだでこれでJR九州の特急形電車はコンプリートしたことになりますね。

883系といえば、個人的には後々出てくるリニューアル前のシートがかなり好みだったのですが、7両編成化の際に登場した1000番台の座席もなかなかの座り心地でした。座席のデザインは885系と同じなのですが、座席の表地が革から布に変わったことによりホールド感がアップしたのは良い判断だと思いましたね。

こう考えると、885系の座席のデザインは悪くないというのが良く分かります。要は素材の問題ですな。

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下車した小倉では、前日に立ち寄った光の森へ向かう1009M 特急「有明9号」が停車中。「光の森」幕は確保していなかったのでここで撮影をしておきます。


第117ランナー
4120M 鹿児島本線 快速(813系) 小倉(12:42)→門司港(12:55)


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かなり遠回りというか、寄り道が長すぎたというか、そんな感じでようやく九州鉄道記念館のある門司港駅へ向かいます。

門司港といえば、例の片道切符を買う際に経由地を確認したいとの理由で駅から電話がありまして、その際に相手方が

「モンジコウには行かれないんですよね?」

と仰ったのが未だに印象に残っています。「門司港」ってそんなに読みにくい地名かなぁ・・・。

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というわけでモンジコウ、もとい門司港駅に到着。鹿児島本線の起点駅であることに加え、駅舎が国の重要文化財に指定されていることでも有名な駅。現在は新幹線が開業したことに加え、関門トンネルが2つ隣の門司駅に繋がっていることから支線の印象を抱いてしまいますが、かつては九州の玄関口として賑わった場所でした。

それにしても噂には聞いていましたがレトロな駅舎ですなぁ。規模に比べ人気がちょっと少ないのが残念ではありますが・・・。

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駅から少し歩くと関門海峡とそこに架かる関門橋が。規模としては津軽海峡や間宮海峡には劣りますが、対岸が見えるくらいの距離だと海峡さがより感じられるような気がします。関門トンネルは幾度となく通っているので、出来れば今度は関門橋を渡りたいなぁ。

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さて、本日の最大の目的である九州鉄道記念館へ。入り口の規模は大宮の鉄道博物館や名古屋のリニア・鉄道館には敵いませんが、門司港運転区が車両展示場に隣接していることから、現代の車両と過去の車両を並べて見ることが可能という、なかなかの立地条件の場所です。

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入り口を入るとまず目に入る・・・というか、入り口に入る前から目に入るのは9600形蒸気機関車59634号機。9600形は初の国産貨物用機関車で、この59634号機は晩年は後藤寺機関区で活躍していた車両。ちなみに車号から「ごくろうさんよ」という愛称で親しまれていたとか。

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その奥に縦列状態で保存されている車両の先頭にあるのはC59形蒸気機関車のトップナンバーであるC59 1号機。全長が国産の蒸気機関車としては最長の形式で、九州の地では寝台特急「あさかぜ」や急行「雲仙」などの牽引に就いていたとのこと。ちなみに準鉄道記念物。

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EF10形電気機関車EF10 35号機。関門トンネル開通時に登場した電気機関車で、開通時は孤立した電化区間だった下関~門司間の牽引を務めた車両。その後、九州内が交流電化となったため、関門区間を通過する機関車は交直流機になりましたので、九州内に乗り入れた唯一の直流機といえるでしょう。

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ED72形電気機関車のトップナンバーであるED72 1号機。北九州電化時に登場した車両で、写真の1号機は試作的意味合いが強く、量産車は前灯が左右に振り分けられていたり、駆動方式がクイル式から吊り掛け式へ変更されたりしていますが、その参考となる量産機が1両も保存されていないのでよく分かりませんね。

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キハ07形。戦前の国鉄を代表する気動車で、現在の主流である液体変速機ではなく、クラッチを使用した機械式変速機を採用していたのが特徴。自動車で言うMT車ですね。ちなみに大幅な改造の上で、ついこの間(といっても4年以上前ですね)まで廃止された鹿島鉄道で活躍していた・・・というのも記憶に新しいところ。

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そして今回の旅行で随分とお世話になった485系のボンネット型先頭車ももちろん展示されています。残念ながら、ヘッドマーク部分は完全にくっつけられて取り外し不能となっており本来の姿とは違いますが、九州最後の485系が花形の「にちりん」から引退しようとする今、この車両をきっちり拝んでおくのは当然のことといえましょう。

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行先幕はもちろん、ここ門司港を表示。実際に特急「にちりん」は門司港始発もありましたから、全くデタラメな表示ではありません。

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ボンネットの485系の後ろに控えているのは、485系と並ぶ人気を誇る583系の先頭車。残念ながら(?)タイフォンまでは復元されておらず、内装も715系時代のまま・・・と原型を留めていないというべきか、一粒で二度美味しいというべきか・・・といった状態。
とはいえ、現役の583系の寿命ももうすぐ終わることを考えると、保存されているだけでもあり難いのかもしれませんね。

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行先幕は「月光 博多←→新大阪」といった独特の仕様。これは583系の活躍範囲があまりに広すぎるための措置で、行先を1つにまとめておくことで幕のコマ数を節約している・・・とのこと。

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屋外展示車両のラストはセラ1形石炭車セラ1239号。石炭車の名前が表すとおり、筑豊で採れた石炭を輸送するための貨車。北九州にある九州鉄道記念館ならではの保存車両といえましょう。

屋外の展示車両を撮影したところで本館の方へ移動。

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本館の中に展示されているのは鉄道院のチブ37という客車。1909(明治42)年に作られた車両で、末期は大分の耶馬溪の方で活躍していたそうです。

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車両展示は以上ですが、この他にも屋内には面白い展示物がいくつか。まずは883系の登場時の座席。ヘッドレストが浦安のネズミーランドのキャラクターを模したようなデザインで、加えて色合いもかなり独特なものでした。個人的には今のリニューアルされた883系の座席よりも、こっちの方が好みでした。

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この他にも「つばめ」ヘッドマークのバリエーションや・・・

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懐かしきブルトレやジョイフルトレイン用のヘッドマークが展示。パノラマライナーサザンクロスとか、めちゃめちゃ懐かしいですね。個人的には「サロンカーなにわ」「あすか」に並ぶ、非常に好きなデザインの車両でした。

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最後に九州鉄道記念館の本館の建物を撮影。
レンガ造りのいかにもレトロな建物ですが、それもそのはず。もともとは九州内で初めて鉄道を運転開始した九州鉄道の本社で、1891(明治24)年に造られたもの。

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ちなみに門司港駅の近くには旧JR九州第一庁舎ビルも建っています。レトロって言えばレトロなんですが、個人的には今のご時勢、耐震対策とかは大丈夫なのかな、なんて思ったり。


第118ランナー
4131M 鹿児島本線 快速(811系) 門司港(14:18)→小倉(14:31)


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九州鉄道記念館を堪能したところで本日一番の目的は終了。門司港から811系の快速に乗車して次なる目的地へ・・・と考えますが、ある理由で小倉で下車します。


第119ランナー
1013M 特急「有明13号」(787系) 小倉(14:51)→博多(15:44)


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それがこれ。昨日に引き続き、またまた787系。先ほどの快速の車内で「そういや小倉発着の有明も消滅するんだった」ということに気付き、急遽小倉で乗り換えた次第なのです。ちなみにこの特急「有明13号」に乗り換えたところで、先ほどの快速を追い抜くわけではございません(笑)

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これまでと同じでは少しつまらないので小倉の駅名標と絡めてみたり。

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さて、博多駅に着いたところで今度は新幹線ホームに上がります。と言っても、新幹線で東京に戻る・・・わけではございません。

そういや、よくよく見ると博多駅の新幹線ホームの駅名標も、九州新幹線開業への準備がちゃんと行ってありますね。


第120ランナー
563A 博多南線(700系レールスター) 博多(16:09)→博多南(16:19)


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新幹線ホームに来たのはコレ、博多~博多南間の在来線である博多南線に乗車すること。博多南線とは博多駅と博多総合車両所との間を結ぶ回送線を旅客線化した路線で、在来線という扱いながら全列車が新幹線で運転されるという、なかなか面白い路線だったりします。ちなみに新幹線で運転されるからには普通乗車券だけじゃいかんだろう・・・ということで、運転される列車は全てが特急列車という扱い。

ちなみに今回乗車したのは新大阪から「ひかり563号」として運転されてきた列車で、700系レールスターが使用されておりました。実は700系レールスターに乗車するのは初めてなのでちょっと嬉しかったり。

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博多から10分、あっという間に博多南駅へ到着。ちなみに改札は自動改札機ですが、列車が入る直前になるまで改札は閉じたままと、そこはかとなく新幹線っぽい特別感を感じさせます。

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時刻表。朝に大量に列車が運転される以外は、基本的に1時間に1本と通勤輸送をメインに据えている路線であるということがよく分かります。

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駅の入り口はこんな感じで、とてもではありませんが新幹線がやってくる場所とは思えない質素さ。一応、道路をまたぐペデストリアンデッキっぽいものは用意されていますが、やはり新幹線がやってくる規模ではありません。

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ちなみに駅前にはこんなものが。「のぞみ~」の方は明らかに狙った感じですが、「サクラ~」の方は狙ってやったのか、それとも・・・。どっちにしろ、近くに「みずほ~」な病院が出来たら完璧ですな。

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戻る列車の時刻が近づいてきたので改札口を通って、再び博多南駅のホームへ。来たときは改札の都合で撮れませんでしたが、目の前には博多総合車両所が広がっており新幹線がズラリ。


第121ランナー
760A 博多南線(100系) 博多南(17:00)→博多(17:10)


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博多南へ来た理由には駅舎の撮影や乗り潰しといった目的もありましたが、一番の目的はこれ。100系新幹線の撮影&乗車をすること。今回のダイヤ改正で4両編成の運用は消滅、6両編成も2011年度中には全廃ということで、是非とも記録しておきたかったのです。

なお、今回やってきたのは登場時の塗装となった100系。うーん、この色も懐かしいですなぁ。

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10分ほどの乗車で博多駅へ戻ってきて、再度100系を撮影。細目のライトのシャークノーズも、気付けば登場して20年以上が経つんですね・・・。未だに東京駅に乗り入れていたのが、ついこの間のことのように感じてしまいます。

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もちろん、JR西日本の独自塗装となった100系も撮影。むしろ、今となってはこの色の方がレアな感じかもしれませんね。


第122ランナー
5097M 特急「ドリームにちりん」(783系) 博多(22:52)→宮崎空港(6:35)


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100系の新旧塗装も撮影したところで、いよいよ本日最後の目的へ。

その目的はもちろん、この日がラストの運転となる特急「ドリームにちりん」の乗車。ダイヤ改正は翌々日ですが、特急「ドリームにちりん」は夜行列車ということもあって、出発駅基準3月10日が最終日。翌日は臨時の特急「にちりん91・92号」として「ドリームにちりん」のスジをそのままに大分止まりとして運転、そしてダイヤ改正後は一部区間を特急「ソニック」「ひゅうが」に引継ぐかたちとなります。

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博多駅の発車表示。急行「日南」の後を引き継いだ、九州内最後の夜行列車も今日限りで終焉ということで、この表示も多くのファンがファインダーに収めてましたね。

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そして「ドリームにちりん」の行先表示。これもこの日を最後に見納めとなります。

振り返ると、正直なところ自分は根っからの「ドリームにちりん」ユーザーではありません。しかし、今回の旅行で北九州と南九州をここまで大胆に移動出来たのは「ドリームにちりん」のお陰であり、加えて宿代の節約にも貢献していたのも事実です。
そういったことからも、今回の旅行において「ドリームにちりん」は記録する対象であると同時に、旅行行程を成り立たせる重要な存在でもありました。恐らく、「ドリームにちりん」が走っていなかったら、ここまで大胆に移動できたとは考えづらいでしょう。

たった3回の乗車でしたが、その存在感は今回の旅行中においてとてつもなく大きな存在だった特急「ドリームにちりん」。非常に短い付き合いでしたが、それ以上に濃密な時間を過ごさせていただきました。

ありがとう、特急「ドリームにちりん」・・・。

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  1. 2011/07/01(金) 04:13:23|
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ヤツメウナギ(グロッグフロッグ)

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