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3つの急行と日本最長普通列車を求めて(11)

もう時間がありません(笑)
というわけで、旅行記の続きです。切羽詰まってみると一気に筆が進みますね。


富良野駅でフル編成となった2429Dは、いよいよ根室本線の難所:狩勝峠越えへ挑んでいきます。といっても、この2429Dに充当されているキハ40 1766・1755はエンジンを出力の大きいものに換装した1700番台。難所といわれた場所でも今となっては難なく上っていきます。

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途中、山部駅では3430D 快速「狩勝」と交換。この列車も実は2429Dと同じく釧路~滝川間を走破する長距離列車の1つ。快速であるため全区間の走行時間は6時間55分と2429Dと約1時間ほどの差がありますが、それでも長いです。
ちなみにこの3430Dの場合、釧路~帯広間が2522D、帯広~滝川間が3430Dと、車両は同じものの列車番号は異なっているため、「同一列車番号で」という定義から考えると、走破距離は2429Dに及ばないものとなってしまいます。

落合~新得で道東への主要幹線である石勝線と合流すると、一気に視界は開けて新得へ。その後、2429Dの旅のほぼ中間地点である芽室では滝川行きの2434Dと交換し、十勝地方の中心都市である帯広に到着。

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実は、この2429Dの走行する全区間のうち高架を走るのはこの帯広周辺のみだったりします。300kmも走破するのだから他にもありそうと思われがちですが、そもそも北海道には高架化区間が多くないためなかなか出会えるシチュではないのです。それが道東方面へ向かう列車となると尚更。

ちなみに実はここ帯広で一瞬でしたが首都圏色のキハ40とのすれ違いも実現。後々もう1回、同様のすれ違いがありますが、到着と同時に出発していったので撮影は出来ず・・・orz

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そしてこの帯広駅でのもう1つのイベントといえば、2429Dとそれを追い越す4005D 特急「スーパーおおぞら5号」との並びもここだけの光景。全区間を走破するのに8時間もかかる列車ですが意外や意外、特急に抜かれるのはここ帯広駅での1回のみ。但し、列車との行き違いはめちゃめちゃ多いですけどね。

因みにこの特急「スーパーおおぞら5号」が終点の釧路に着くのは15:42ですが、その頃この2429Dは何処にいるかというと、これも後々登場する浦幌~上厚内間の常豊信号場で行き違い待ちをしている最中だったり。終点の釧路まで約80kmくらいの場所です。やっぱり特急は速いっすねぇ。。。

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帯広駅を出ると羽帯駅と同じく、この普通列車の2429Dにも通過されてしまう屈指の秘境駅:稲士別駅を通過し、幕別駅へ到着。ここで今度は上りの4010D 特急「スーパーおおぞら10号」を行き違い待ちします。それにしても、滝川や富良野の時点ではあんなに晴れていた天気が、いつの間にやら雲行きが非常に怪しくなってきており、頬に雨粒のようなものすら感じるように。やっぱし北海道は広い。

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4010D 特急「スーパーおおぞら10号」が猛スピードで通過。この列車が札幌に着く時刻になっても、2429Dは未だ釧路に辿り着けないという辺り、長距離普通列車の哀愁というかそんなものを感じてしまいます。

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浦幌では帯広行き2526Dと行き違い。何度も北海道色のキハ40とすれ違ってきましたが、この日の2429Dはここ浦幌がこの北海道色のキハ40との最後の行き違いとなりました。「最後」という文字を見ると、この日本最長的普通列車の旅もそろそろ終わりなんだなぁ、と思ってしまいます。時間的にはあと2時間もあるのですが、このときの自分の心境は「もう2時間しかない」という感じでした。長い長いと言っていましたが、いざ乗ってみると8時間なんてあっという間です。

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浦幌から連続して、今度は先述した常豊信号場で貨物列車の2092レの行き違い待ち。噂には聞いてましたが、JR北海道の信号場にはこのような駅と同じデザインの駅名標(この場合は信号場名標?)が建っていました。流石に駅ナンバリングは行われていませんでしたが、なかなか面白い光景です。

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厚内~直別間ではこの2429Dの旅で初めての海が車窓に登場。と言っても外は完全に雨模様。窓を開けてると涼しいを飛び越して寒いくらいで、外に広がる太平洋も真っ青の海というより、冬のどんよりとした暗い海に見えます。

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尺別では芽室行き2528Dと離合。帯広以来2度目の首都圏色のキハ40とのすれ違いです。なお、この尺別での行き違いが2429Dの旅において、普通列車同士での最後のすれ違い。刻一刻と最長普通列車2429Dの旅が終わりに近づこうとしています。

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そして尺別から2駅目の古瀬で、今度は4012D 特急「スーパーおおぞら12号」と交換待ち。特急との行き違い待ちもこの古瀬駅が最後だったりします。
駅が噂の板張りだったので結構な雨が降る中、Tシャツ1枚で外へ出て2429Dを撮影。板張りの駅も北海道ならではな感じがしますね(北海道以外でも普通に見かけますが)。それにしても、板張りの駅って雨とか降ると思った以上に滑りやすくなるんですね。冬とかはかなり大変だ。

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ついでに古瀬駅の構内も撮影。この古瀬駅も特急などとの行き違い待ちが無い場合は、普通列車ですら通過扱いとなる駅でして、駅というよりは信号場の色合いが強い駅です。逆にそういった色合いが強いせいか、板張りの質素を飛び越して貧相なホームに似合わず、構内はめちゃめちゃ広いです。

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お隣の白糠駅では行き違いはないものの、時間調整のため、こちらでも雨の中ホームに降り立ち駅名標と2429Dを絡めて撮影。白糠駅というと、自分の中ではやはり白糠線の印象が強いわけですが(勿論、白糠線の廃止は自分が生まれる前のお話)、一度くらいは北進まで廃線跡巡りをしてみたいなと思う路線だったりします。

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西庶路、庶路と残り僅かとなった2429Dの旅を噛み締めるように味わい、大楽毛駅で最後の行き違い待ちを行います。滝川から約7時間、長くて短かった最長普通列車の旅もいよいよ終わりに近づきます。

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最後の行き違い相手は新富士発帯広貨物行きの貨物列車2094レ。幸運な事にラストの行き違い相手の牽引機はDF200形のトップナンバー車でした。ホント、行き違い・追い抜き色々ありましたが、泣いても笑ってもこれが最後の行き違い。そんな中でラストにトップナンバーが来るのはホント、運が良かったです。

大楽毛駅で最後の行き違いを終え、2429Dは新大楽毛、新富士と最後のスパートをかけ・・・

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17時39分、無事定時に終着の釧路駅に到着。
総走行距離:308.4km、所要時間:8時間2分。計画を立てたとき、始める時、どうなることかと何度か思いましたが、無事日本最長普通列車の旅を終えることが出来ました。時刻表に書いてある時間からは非常に長い・辛いの文字が頭に浮かびましたが、案ずるより産むが易しとはよく言ったもので、気がつけばあっという間の8時間2分でした。

「また乗ってみたい」

これがこの2429Dに乗車し終えた時、そして今このレポを書いている時の率直な感想です。

というわけで、お読みの皆様も長々とお付き合いいただき有り難うございました!
北海道旅行3日目これにて無事終了!


第12ランナー
4014D 特急「スーパーおおぞら14号」(キハ283系) 釧路(19:08)→南千歳(22:31)
※到着約18分延

20100823040.jpg

これで終わると思ったら大間違いだ!

日本最長普通列車を乗り終えてもまだまだ今日は終わりませんよ!というわけで、ついさっき釧路に着いたばかりの身ですぐさま特急「スーパーおおぞら14号」に乗り、もと来た道を引き返します(どうでも良いけど、上の写真を三脚無しで撮影するのは大分苦労しました・・・)。

ちょっと裏話をすると、当初の計画ではこの日は最長普通列車の乗車後は釧路で宿泊予定でした。ここまで来たからには、日本最東端の駅である東根室にも寄っておきたいという思いもあったので。

しかしそうは問屋が卸さない。
誰とは言いませんが、何処かの研究所の所長さんが「青森巡りしない?」なんて断るに断れない囁きのために、旅行日程が当初の計画から1日ずれ込むことになってしまいました。但し、旅行から帰った翌日には大学&バイトの予定がキッチリ入ってしまっていたため、ずれ込んだ1日を何処かで取り返さなければならない。でも、1日をどうやって取り返すか・・・。今回の旅行の計画を立てる部分で一番悩んだ部分でもあります。

そこで思いついたのが東根室行きを諦めて、釧路発の特急「スーパーおおぞら」と急行「はまなす」のコンボ。これを使えば夜行で寝ている間に本州に戻ることが出来ます。

さらに今回の計画のミソが南千歳駅。特急「スーパーおおぞら」で終点の札幌まで行ってしまうと、急行「はまなす」に乗り継ぐのは無理。そこで両者がぶつかる手前の南千歳での乗り換えで急行「はまなす」に乗車するという、ちょっとした戦慄が走ったりした計画を思いついてしまいました(今考えるとそう大したことではないですが)。

というわけで、一般人では到底考えられない北海道滞在期間たった1日という、正直バカすぎる計画の発動か決行されてしまったのです。ちなみに北海道に来たのに、某胡散臭いタレント社長のキャラメルとか、夏の海が似合いすぎる歌手の歌のチョコレートなお菓子は食べてません。1日列車に乗り続ける、ただそれだけのために北海道に来た感じです。あり得ないですね。

ちなみにこの特急「スーパーおおぞら14号」では、今回の旅行での最上級クラスであるグリーン車を利用。別にブルジョワ気分を味わいたいとかそういう理由ではなく、消耗してしまった携帯などの電池を充電したかったからです。3時間4000円・・・高い電気代だ(笑)

20100823041.jpg

とは言っても、やっぱりグリーン車は凄い。ウェルカムドリンクとか黙って持ってきてくれる辺り最高ですよ(キハ283系のグリーン車が国内屈指のものというのもありますが)。ドリンクメニューにアルコール類があったときは流石にちょっと悩んでしまいましたね~(翌朝があるので無難にウーロン茶にしましたが)。

ちなみにこの日の夕食は釧路駅で買った「釧路漁礁」という駅弁。朝夕と海鮮駅弁でございます。


第13ランナー
202レ 急行「はまなす」(ED79&DD51+14系・24系・マヤ34) 南千歳(22:41)→青森(5:40)
※出発15分延

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石勝線・千歳線内の大雨の影響で、予定よりちょっとだけ長く乗れた特急「スーパーおおぞら14号」からの接続で無事、急行「はまなす」に乗車。ちなみにこの日の牽引機はDD51 1148号機でしたが・・・おや、何か変なのが先頭にくっ付いていたような・・・?気のせいかしら。。。

というわけで、北海道旅行3日目、ここで終了でございます。
目が覚めたら本州・・・になるのか?

(つづく)

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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2010/12/27(月) 16:14:21|
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