旅行18日目(3月13日)この長大旅行も残るところあと2日。
この頃になると、首都圏では計画停電で電車が全く動かない事態となっていることや、買占め・買い溜めが起こっているといった情報が名古屋でも聞こえるようになり、最終日である明日の帰宅手段を改める必要があると考え始めます。とは言っても、状況は刻一刻と変わっている状況であるのも確かで、この日は予定通り中京圏巡りをすることに。
第144ランナー
5314F 東海道本線 新快速(313系) 名古屋(9:35)→大府(9:48)
旅行18日目の最初のランナーは、前日にも米原から名古屋まで乗車した313系の新快速。名古屋圏では313系以外の形式に乗ることの方が珍しくなりつつあるくらい、非常に見慣れた車両です。
・・・そろそろ315系なる新型車両が登場しても良いような気がするのですが、JR東海はリニアやらN700Aやらでそれどころじゃないんだろうなぁ。

新快速に乗車して向かった先は武豊線が接続する大府駅。目的は上写真の313系・・・ではなく、このダイヤ改正から本格稼動をし始めたキハ25形なる気動車の撮影。どこからどう見ても313系にそっくりで、前面上の灯具類が無かったりパンタグラフが付いていないというのが唯一の違いといったところ。
JR西日本のキハ122・127系もかなりアレだなぁと思いましたが、それ以上にアレな車両を出すのはまさにJR東海クォリティといったところですね。ここまでソックリだと、そのうち乗務員さんが間違って乗車しちゃう事故とか発生しちゃうんじゃないかしらと思ったり。

ちなみに武豊線は2015年春に電化されることが予定されており、このキハ25形の武豊線での活躍期間はあと4年ほどといったところ。近い将来、名古屋からは見られなくなる可能性もあります。
第145ランナー
3141F 東海道本線 普通(211系) 大府(10:01)→名古屋(10:26)
大府で目的のキハ25形を確保したところで、今度は岐阜方面の新快速に乗車・・・といきたいところですが、先に来た普通列車がJR東海管内では珍しい211系0番台だったので名古屋まで乗車。東京では特に珍しいわけではないのですが、JR東海管内だと5000番台が多くを占めているので比較的珍しい存在です。
ちなみに個人的には5000番台の方が好みだったり。
第146ランナー
5315F 東海道本線 新快速(313系) 名古屋(10:30)→大垣(11:02)
さて、名古屋からは本来であれば大府から乗る予定だった新快速に乗車し、次の目的地である大垣へ向かいます。車両はまた313系。これまでの旅行でも散々取り上げているので解説の必要は無いですね。

大垣に来た目的はコレ。樽見鉄道の新車、ハイモ330形。車体は第三セクター鉄道でお馴染み新潟トランシス製のNDC車体ですが、色はハイモ180形から続く青い樽見鉄道カラー。ダイヤ改正前に運転を開始した車両ですが、ダイヤ改正に近かったということで、ここでしっかり記録しておきます。
・・・本来であれば本巣まで行かないと撮れないかな、なんて思っていたのですが、キハ25形に続きすんなり撮影完了してしまったのにはちょっと驚いていたり。この時点でこの日の予定は半分以上完遂してしまったことになります。
第147ランナー
5508F 東海道本線 快速(313系) 大垣(11:26)→岐阜(11:37)
あまりにもすんなり事が進んでいるので、大垣からは名古屋に戻らず岐阜駅で下車、名鉄に乗り換えて次なる目的地までの暇潰しへ。
第148ランナー
30レ 名鉄名古屋本線 ミュースカイ(2000系) 名鉄岐阜(12:22)→神宮前(12:56)
名鉄岐阜から名鉄の最上位空港アクセス用種別であるミュースカイ。車両は赤い名鉄の中において、ひときわ青い車体が目立つ2000系。我が地元の新AE形がめちゃめちゃカッコイイというのは地元民目線としては当然といえば当然の話(?)なのですが、個人的にはこの2000系もシンプルながらスッキリ纏まったデザインである点が非常に好みだったりします。
第149ランナー
1272A 名鉄常滑線・河和線・知多新線 急行(6800系+6000系) 神宮前(13:03)→内海(14:03)
せっかく乗った「ミュースカイ」ですが、中部国際空港には行かず神宮前で下車。後続の知多新線 内海駅まで直通する急行で知多半島の先端である内海へ向かいます。

乗車した急行は途中の太田川から河和線へ、富貴からは知多新線へと進んでいきます。そして知多新線に入ると、これまでとは異なり高架橋とトンネルで突っ切る高規格路線に変化します。但し、高規格とは言っても単線であり、富貴~上野間間には別曽池信号場という交換設備も存在しています。

野間~内海間には小野浦駅(仮称)の遺構も。これ以外にもトンネルや高架橋など、全線に渡って複線化用地が存在していたりと、開業前と開業後の予想の食い違いがあったと思われる、この路線の複雑な経緯が見てとれます。京成で言うなら千原線といったところか。

と、そんなこんなで終着の内海駅に到着。構内は2面4線と、比較的規模が大きい駅ですが、その規模をやや持て余し気味なのは否めないところ。降りた乗客もまばら・・・といった感じでした。

駅前の様子。本来であれば知多半島の先端のリゾート志向のある町になるはずだったんだと思いますが、駅前のロータリーだけ無駄に南国気分な以外は殆ど人気が無く、正直言って色々と虚しいですね・・・。
第150ランナー
1571A 名鉄知多新線・河和線・常滑線 急行(6000系+6800系) 内海(14:25)→金山(15:24)
暇潰しがてら知多新線を乗り潰したところで、本日最後であり最大の目的地でもある場所へ移動。と言っても、内海からは乗ってきた電車で折り返すだけなんですけどね。
第151ランナー
LD1516D 名古屋市営地下鉄名城線(2000形) 金山(15:35)→八事日赤(15:54)
金山からは名古屋市営地下鉄名城線に乗り換えて八事日赤へ。名城線&名港線って、東京の大江戸線と同じような路線の形だけど、運行形態は全くの別物なんだぜ。

さて、本日最後であり最大の目的地はココ。「名古屋の山」こと「喫茶 マウンテン」。
とんでもないゲテモノ料理を出すということで、存在自体は前々から知ってはいたのですが(ゆかりんも行っているしね)、何だかんだで行く機会がなかなか無く、今回ようやく行く機会を得ることが出来ました。
旅行タイトルが「五感で感じろ!」というからには、味覚的にやばいものを食べないと面白みが足りませんしね(笑)

さて、今回「名古屋の山」で挑むのは「喫茶マウンテン」の名を全国区に知らしめた「甘口抹茶小倉スパ」。名前の通りスパゲッティに抹茶が練りこんであり、上にはフルーツあんみつばりの小倉と生クリーム、そしてフルーツが乗っかっているという、見た目だけならそこそこ美味しそうな料理。そう、
見た目だけは。
実際はというと、スパゲッティがHOTなので放っておくと生クリームが溶け出し、加えて麺を油で炒めているためか冷めてくると油が麺から分離、溶けた生クリームと混ざるというトンデモ仕様。これを制するためには(というか、マウンテンの甘口系スパ全般に言えますが)、いかに早く食べて油との分離を最小限に抑えるかという、時間との勝負が待っています。
ちなみに個人的な感想ですと、抹茶麺は匂いは悪くないもののしばらく食べていると抹茶分が鼻につき、ちょっと気持ちが悪くなります、自分は抹茶は結構好きですが、ここの抹茶麺は抹茶分が濃いです。

と、色々とヤバいゲテモノ料理だと言いつつも、何だかんだで完食。単独登頂ということでスタンプカードに登頂記念のスタンプを押してもらいました。
ちなみに後日、
甘口イチゴスパとなべスパを求めて再び登山を行っていたり。
精算という名の下山を行った後、この日登った山を再度撮影。とりあえず、未登頂の「甘口メロンスパ」と「甘口バナナスパ」は早いところ制覇したいところ。
第152ランナー
LD1636D 名古屋市営地下鉄名城線(2000形) 八事日赤(17:14)→本山(17:18)
無事に名古屋の山の1つを制覇したところで、この日のやることは全て終了。名城線に乗車して八事日赤を後にします。
第153ランナー
F1712T 名古屋市営地下鉄東山線(5050形) 本山(17:23)→名古屋(17:38)
本山から東山線に乗り換えて名古屋へ。前日に引き続き、今宵の宿であるスーパーホテルへと戻り、この日の行動を終えるのでした。
さぁ、長かった旅行も残すところあと1日!
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テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用
- 2011/07/15(金) 04:36:04|
- 鉄ヲタの鉄道の話題
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ヤツメウナギさんおはようございます。当日は名古屋でキハ25型や
211系を撮影できて良かったですね。樽見鉄道の新型も
いつ走ってくるのか解らないので撮影できて良かったですね。
名古屋鉄道も乗られていたのですか。本当楽しい路線ですね。
- 2011/07/15(金) 07:08:25 |
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- 国鉄車両好 #SZUKa6Yc
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