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3つの急行と日本最長普通列車を求めて(6)

どうも。随分とご無沙汰になってしまいましたね…。
ここ最近は特に忙しいというわけでもないのですが(レポートに全く手をつけてないけどね)、何だかんだでPCにすら触っていない日が続いてました。ホント、ここ数日何やってたんだろ俺。

というわけで、随分前になってしまった前回はイベント系の話題をやったので、今回は例の8月末の旅行記の続きでございます。
もう旅行から2ヶ月以上経つわけですが、未だ旅行2日目とは、どんだけ俺遅筆なんだ、と…。
(旅行2日目のボリュームが異常というのもありますが)

それでは続きをどうぞ。


津軽今別駅を堪能した一行は津軽半島を更に北上。ちなみに車中のオーディオでは終始自分のiPodに入ってるアニソン&ゲーソンが流れっぱなしだったのは秘密。

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青森r14→R280→そして噂のR339を北上して辿り着いた先は、津軽半島の先端である竜飛崎の近くにある青函トンネル記念館。その名の通り、青函トンネルに関する資料の展示を行っているほか、青函トンネル竜飛斜坑線という、青函トンネル内の駅である竜飛海底駅(但し斜坑線の駅は体験坑道駅)と記念館を結ぶケーブルカーの駅(青函トンネル記念館駅)、そして道の駅「みんまや」が併設されています。

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駐車場には「青函トンネル本州方基地龍飛」と書かれた看板がある通り、ここは青函トンネルの本州側の建設が開始された場所でもあります。先ほど書いた青函トンネル竜飛斜坑線も、もともとは建設用に掘られたトンネルであることから、ここは青函トンネルの始まりの地とも言えそうです。
(但し斜坑の建設は本州側の竜飛ではなく、北海道の吉岡側が先です)

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その青函トンネル記念館の駐車場にはトンネル工事に使用された数々の作業用車両が展示、保存されています(但し、保存場所が海に近く、年中風が強い上に、冬は地吹雪に見舞われるという、苛酷な環境故に状態はあまりよろしくないですが…)。

上は水平人車という、本坑(現在の青函トンネルにおける実際に列車が通過する部分)において作業員の輸送用に使われた車両。世間で言うトロッコとも言える車両ですが、さすがに作業員輸送用とだけあって、そんなに大きい代物ではなく、車内も狭苦しい感じです。これに20人も乗るとなると結構な圧迫感があったことでしょう。

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上の水平人車と共に作業員の輸送用に活躍したのがこの斜坑人車。その名の通り、斜坑で作業員を輸送する車両でして、車両もケーブルカーのように斜めになっているのが特徴。こちらの搭乗員数も24~28人とあって、大きさ的にかなりの圧迫感を感じそうです。

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こちらはアジテータカーという、コンクリート運搬用の車両。コンクリートミキサー車のように、円形の車体が特徴的ですね。

青函トンネル記念館の外に保存されている作業用の車両を撮影した後は、青函トンネル記念館内部へ。丁度、11時03分発の斜坑線の便があったこともあり、少し早めに見学を終えて、青函トンネル竜飛斜坑線の青函トンネル記念館駅へ。

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時間になり案内されたホームに待ち受けていたのは「もぐら号」という愛称のケーブルカー…というと聞こえが良いですが、車体の色や形を見ると、先ほど記念館前で撮影した斜坑人車とあんまし大差が無い様な感じの作業用っぽい車両。この車両で約9分かけて海面下140mの体験坑道駅まで下りていきます。

ちなみにこの青函トンネル記念館駅、今現在世界一の長さを誇る青函トンネルへ降りていける駅であることから、先ほど訪問した津軽今別駅と共に東北の駅百選に選定されています。まさか1日で百選選定駅に2つも訪問(しかも鉄道ではなく車で)するとは思わなんだ。

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ちなみに青函トンネル記念館駅ホームには写真にあるような、大きな通風門が存在しています。主な理由としては北越急行ほくほく線の美佐島駅のような防風対策らしいです。現状は最高速度140km/hですが、北海道新幹線が開通するとトンネル内を200km/h以上で列車が通過するわけですから、こういった設備も必要でしょうな…。

さて、一行が乗車した斜坑線のケーブルカーはこの通風門が開通するとじきに発車。そろそろと斜坑を降りていきます。

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斜坑内はこのようにケーブルカーの線路沿いに長~い階段も存在。こういうのを見ちゃうとつい、上越線の土合駅を想像してしまいますが、土合駅の場合は462段の階段で済む(と言ったら変な感じですが)のに対し、こちらは2,247段と桁違いの長さを誇っています。

ちなみに北海道側の吉岡斜坑は竜飛に比べてやや短い2,102段。やや短いと言っても、自分からしてみれば、2000段を越えてる時点で五十歩百歩です。

ちょっと旅行記からは脱線してしまいますが、JR北海道函館支社が青函トンネルの作業坑とこの斜坑を使ったイベントとしてこんなのを企画しているみたいです。

東北新幹線 新青森開業記念 青函トンネルうぉ~く(PDFファイル)

青函トンネルの作業坑を歩けたり、最低標高水準点を見れたりと色々貴重な体験が出来そうですが、23km歩いた後に1200段の階段を上るとか、素晴らしき鬼プランですね(笑)
さすがのオイラもこの鬼プランには行く気がありません…。誰か行ったりしないかなー?(特に体力に自信があって、階段国道をトップで上りきったUさんとかUさんとかUさんとか)

話を元に戻して、斜坑をケーブルカーで体験坑道駅まで下りて、青函トンネルの作業坑、連絡誘導路を見学します。

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坑道内は暗いのは勿論ですが、それ以上に外の真夏の空気を味わっていた我々にとっては「涼しい…」の一言。環境的には上越線の土合駅と同じく1年を通して気温は20℃を保っている環境なので、30℃以上の世界から来た我々にとってはめちゃめちゃ過ごしやすい環境でございます。湿度も年間通して80~90%ということですが、涼しさが勝っているためそんなに気になりません。

また坑内には先ほどの人車とかが走行したであろう軌道が残っています。ちなみに写真奥に三次元方向にカーブしてたりする面白い軌道がありますが、あれは最終的に先ほど下ってきた斜坑線の線路に繋がっていたり。補足すると、坑内の軌間(斜坑線含む)は一般的な狭軌である1067mmではなく、914mmという特殊狭軌(914mmの場合3フィート軌間とも)になります。914mmという軌間を採用している鉄道というと国内で他には、足尾銅山観光のトロッコなどがありますね。

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坑道内にはこのように青函トンネルの掘削時に使用された機械も多数展示。おそらくこれはドーザーショベルっぽいものかと。常に高い湿度にある環境に置かれているので、錆止めっぽい加工がされていましたね。

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そして体験坑道の一番奥へ到達。すぐ側には竜飛海底駅がある付近ですが、残念ながら駅は見学できず(まぁ、壁一枚向こう側は特急や貨物列車が猛スピードで通過してるわけですし)。ちなみに竜飛海底駅から見学するコースもJR北海道から商品として売られていますので、駅を見学したい方はこちらをおすすめしておきます。というか、自分も近々、駅側から見学したいところ。

こうして青函トンネル記念館及び、体験坑道を見学した一行は無事青函、もとい生還を果たし、次なる目的地である青函トンネル本州側坑口へ。

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途中、自分の強い希望もあって、R339の旧道で十三洞門の1つである、第2号洞門に立ち寄らせてもらいました。十三洞門とは名前の通りこのR339の三厩付近にあった13個の素彫りのトンネル群のことなのですが、実は3号洞門は存在しなかったらしい…という説もあったりして、12個のトンネル群だったらしいという話もたまに聞きます。
但し現在でも13個トンネルが残ってるのかというと、落石などで一部が壊されるなど残っているものは少なくなっています。

そのうち第4号洞門・第5号洞門は現役のR339として残っていますが、この第2号洞門はすぐ隣に高規格のトンネルが完成したためお役御免となり、現在では自由人民家の倉庫代わりと化しています。

ちなみにこれら十三洞門は大正末期~昭和初期にかけて、宇鉄(この付近の地名)漁業組合の組合長だった牧野逸蔵氏がアワビ漁によって得た資金で作ったものだということで、アワビ道路という別名も存在していたりします。アワビ道路が開通する前はこの辺りは急峻な山道を通る事でしか移動できなかっただけに、このアワビ道路の功績は大きく、R339が自衛隊によって全通するまでこの十三洞門はこの付近を安全に移動できる唯一の道だったわけです。

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ちなみに三厩方の坑口は先ほどの竜飛方とは異なり、鉄板(だと思われる)でポータルが作られています。かつてはここを多くの車が行き来したわけで、その際に整備されたものなのでしょう。

そんなこんなで十三洞門の1つである第2号洞門をさらっと見て、青函トンネル青森方坑口付近にある青函トンネル入口公園で撮影することに。

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まずは後ろからやってきた4001M 特急「スーパー白鳥1号」。実はこの列車、前回の旅行記において津軽今別駅で自分が撮り逃がした4010M 特急「スーパー白鳥10号」と同じ編成だったり。要は、我々が津軽半島で色々やっているうちに、この編成は八戸まで往復して戻ってきたということです。特急が早いのか、自分たちが遅いのか…。

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そして特急「スーパー白鳥1号」通過後、僅か30秒ほどで今度は八戸行きの4018M 特急「白鳥18号」が通過。本来であれば「白鳥18号」が通過してから「スーパー白鳥1号」が通過するはずだっただけに、まさか両者が逆にやってくるとは思いもしませんでした。危うく被ってしまうところだっただけに、一同ヒヤヒヤ状態に。

青函トンネル青森坑口でスーパー白鳥&白鳥を撮影した一行は、再びR339で津軽半島を北上、再び竜飛崎を目指します。

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途中、太宰治や棟方志功が使ったとされる奥谷旅館だったものを使用した、竜飛岬観光案内所「竜飛館」を訪問。所長さんたちは太宰らが使った部屋に興味津々でしたが、自分はR339に関する展示に興味津々…。

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太宰治や棟方志功が泊まったとされる部屋。ちなみに太宰治の小説「津軽」において、先ほど訪問した十三洞門についての記述があったりします。時期的に十三洞門が出来た時期とほぼ一致しますから、太宰も先ほど通った十三洞門を何度か使ったのでしょう。

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ちなみにその竜飛館の前には「動かない動物園」なる怪しげなモニュメント群が存在。とりあえず所長さんには雌の動かないゴリラさんと接吻をしていただき、日ごろの鬱憤を晴らしてもらうことに(笑)

さて、次回は全国区の名物となったあの酷道の登場です。

(つづく)

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テーマ:大学生日記 - ジャンル:日記

  1. 2010/10/27(水) 19:14:56|
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